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V6ファンになったキッカケ~お茶の間から現場へ~

こんにちは。

色んな方の「V6を好きになったキッカケ」ブログを読んでわたしもやってみたい!と思って、意気込んでみたはいいもののほとんどデビューの頃からなのでなんの面白みもありませんでした。なので趣向を変えて、お茶の間ファンだったのが現場に行くようになるまでを振り返ってみたいと思います。こうなってくるとほとんど自分の人生の見つめ直しのようです。(お時間のある時にでもお付き合いください)

 

とりあえずジャニーズ

そもそもジャニーズへの入り口は光GENJIだったそうです(父親談)。光GENJIが結成された年に生まれ、3歳くらいまでは光GENJIに夢中だったそうです。「剣の舞」の時は残念ながら1歳だったので平家派というものがあったこと自体全然知りませんでした。今回、わたしのジャニヲタ歴を振り返るのに大活躍したのが父の記憶です。血は争えないみたいで、なんだか父は昔からジャニーズが好きだったみたいなんですよ。だから光GENJIとかTOKIOとかSMAPとかの活動初期の様子をよく覚えていて、正直こちらが引くほど語られたりもしました。大まかなことは分かったので父の話はぶった切って、なんとなくわたしのジャニーズの入り口が光GENJIだということで先に進みます。

そんな光GENJIに熱中した幼少期は去り(90年代に入ってちょっとずつブームが去っていった印象)、次にきたのがSMAPでした。SMAPはほとんど両親の影響だったように思います。木村くんに憧れたのか父がロン毛になったりホーキンスの木村くんのポスターがリビングに貼られるようになったり。当時我が家の車でかかるBGMがSMAPばかりだったり、とにかくSMAPでした。わたしはというとSMAPは森くんのファンでしたが、94年に初めての(今で言う)担降りを経験します。ドラマ「人間失格」で堂本光一さんに落っこちました。こんな綺麗な顔の人いるのか!と当時7歳で思いまして、今でも人類で一番好きな顔が光一くんです。その後、「金田一少年の事件簿」が始まり土曜9時ドラマの黄金期(だと勝手に思ってる)はクラスでの視聴率はほとんど100%に近いんじゃないかというくらい皆見ていたので、わたしだけでなくお茶の間ジャニヲタの学生が量産された頃だと思っています。

 

V6デビュー

そんなわけで完全にKinKiファンのわたしは94年にTOKIOがデビューしたその後に続くのはKinKiだと思っていました。あの頃グループとして結成されていたのが確かKinKiだけだったので。そうしたら95年11月にV6がデビューすると。正直な感想は「(KinKiの)バックが先にデビューする」といったものでした。剛健が人気あったのも知っていましたが、なんせわたしはKinKiしか目に入っていなかったので彼らがJr.の頃はそんなに興味も無く。それなのになんだかわけのわからない「Vの炎」というバレーボールを題材にしたっぽいツッコミ満載ドラマで自分でも何キッカケかよく分からないんですけど、三宅健さんにすとんと転がり落ちました。たぶん顔ですよね。すごく好きな顔だったんだと思います。高校時代の友人が光一くんと健くんの横顔が似てるって言ってたのを聞いて自分の好みが把握できた気がします。理想高すぎ。で、簡潔に言うとそこから20年近くきてるんですけど。その時はほとんど健くん単推しでしたが(周りはみんな剛くんファン)V6のCDを買うようになり、その後KinKiもデビューしたのでKinKiのCDも買い、浅い感じでファンになりました。

ぶっちゃけそこからこんなに続くと思ってませんでした。ジャニーズというかアイドルというカテゴリーの人たちはよくて20代いっぱいくらいだと思っていたし、V6デビュー時のわたしは8歳だったので高校生くらいのカミセンはかっこよく見えるけど15歳以上年上の坂本くんはお兄さんというよりデビューしたその瞬間さえおじさん(ごめんなさい)に見えていたので。それにあんなに人気のあった光GENJIだって解散するのだから、V6もKinKiもそんなに長く続くことないだろうなと。自分が三十路近くなってもうちわ振ってるなんて、万が一にも無いと思っていました。

 

バラエティとMステ

なんとなくってこともないですが、V6のファンを続けていて。それでも長いことライブに行きたいと思う事はありませんでした。きっと原因はバラエティ番組とMステにあります。「学校へ行こう!」は有名ですがその他にも「マジカル頭脳パワー」「V6の素」「マッハブイロク」「お笑いV6病棟!」「ミミセン」「オトセン」などなどコント番組のようなバラエティが多かったこと!アイドルなのに!そしてCDを出すと毎週のようにMステに出ていたので結構お腹いっぱいだったんですよね。Mステも3週連続とか当たり前だったしV6の曲歌って、カミセンの曲歌ってっていうメドレーが組まれていたし、J-FRIENDSで出たりとか。今思うとすごく羨ましいことばかりなんですけど。そのほかにもドラマが結構あったり、1週間のうちに半分くらいはテレビつけてれば出てるよねっていう時代だったので特に生で見たいと思ったことはありませんでした。わたしの需要より事務所とテレビ局からの供給が上回っていたわけです。

理由はそれだけじゃなく、中学生くらいまではCD買うので精一杯のお小遣いで、お年玉でVHSやらDVDやらやっと買えるくらいで、チケットの取り方も分からないですし、ジャニーズに関しては高校生までお茶の間ファンやってました。

 

初現場はKinKi Kids

2005年、V6アニバーサリーイヤーになぜか初現場を踏んだのはKinKi Kidsでした!クラスメイトにKinKiファンの子がいてオススメされたからっていうのも大きかったですがとりあえずFC入ればいいんでしょ、と思ってFCに入ったら年末のライブの案内が来たから申し込んで当選して初めてのジャニーズ!となりました。

KinKiのライブはすごいですよ。初めて見た東京ドームでの座席が一番上のほぼど真ん中だったんですがすごく綺麗!近い方が絶対イイ、ステージから近い方が良席だ、っていう考えを覆されます。とにかく照明にお金かかってるだろうな、ということがド素人でも感じる計算され尽くした芸術品のようなライブが見られますのでKinKiにちょっとでも興味ある方は是非観に行ってもらいたいです。たぶんどの席でも楽しめます。オンステージ中はすごく芸術品なのにMCの時間中がお笑いライブかのようにずっと笑えてギャップがすごいのもKinKiの特徴なんでそこも楽しんでください。ただ、大体冬の公演なのでMCでおよそ1時間喋られた後の切り替え(特に冷え)がちょっと難しいのでそこだけ注意です。

それまで少しジャニーズのライブを甘く思っていた自分がいたのでKinKiを観て反省して機会があればV6も行ってみたいなと思うようになりました。でもこの時点でもまだFCに入ることはしませんでした。

 

学校へ行こう!観覧

そして転機が訪れます。2006年に友人に誘われて「学校へ行こう!」のスタジオ観覧へ行ったのです。ここで初めて生でV6を見ることになります。前年にKinKiを生で見たとはいえ、あちらは東京ドーム、そして天井席。スタジオ観覧とはまるで距離が違います。芸人さんの前説が終わり、いよいよV6登場。

【初めて見るメンバーの第一印象】

坂本くん:足長くない?足長過ぎない?

井ノ原くん:スタイルめちゃくちゃいいな!

森田さん:かっこいい(呆然)

三宅さん:顔ちっちゃ!

岡田さん:テレビそのままだぁ(主に造形美的な意味で)

長野くん:超ジャニーズだね!テレビで見るのと全然違うよ!超顔綺麗!これぞジャニーズって顔だね!!!!!!!!

 そこで健くんから長野くんに推し変っていうことは無かったんですが、とにかくテレビで見る長野くんと生で見る長野くんが全然違うんですよ。帰り道ずーーーーーっと友人に「長野くんが綺麗だった」ということを一方的に興奮気味に語ったのを覚えています。長野くんの顔が綺麗だっていうだけの話をひと晩中人に語れるくらいにすごいんですよ、長野くん。思い出してもあの時の衝撃を誰かと語り合いたい、今すぐに!

失礼しました。話を戻しますね。

わたしたちの座席の位置は斜め上からメンバーを見るような位置で、一番近くに座っていたのは岡田さんでした。その日の収録は健くんがロケに行ったVTRが流れる回で、夏帆ちゃんと昔のJR(だったかな?)のCMを駅で再現するとかっていうもので。この辺の記憶が曖昧ですみません。健くんは自分がロケに行ったものだからその時の様子を誰かに話したかったんでしょうね。健くんはまず左隣にいる剛くんに話しかけていました。結構話しかけていたんですがさすが慣れている剛くんの超絶スルースキルにより健くんはターゲットを変えます。剛くんを諦めて右隣にいる長野くんに話しかけ始めました。

なんていうか、ここまですごくイメージ通りだったんです。わたしがお茶の間ファンとして見てきた10年以上で勝手に作り上げていたV6のメンバー間イメージそのものの剛くんと健くんで(VTRが目に入らなかった)。

 で、長野くんに話しかけると長野くんがすごく優しい微笑みで、いつもの長野くん想像してください、日本のやさしいの基準の長野くんが微笑みを浮かべて健くんの話しを頷きながら時にコメントを返しつつ(こちらには聞こえてこないけど)、にこにこふたりで話していて。坂本くんと井ノ原くんも二人で話したり時に笑ったり、大人のかっこいい空間みたいな空気ができてて。そしてわたしたちから一番近くにいた岡田さんはモニターを見つめた状態で1ミリも動きませんでした。今思えば、ロダンでした。

スタジオ観覧も行くまでは期待もそこまでしてなかったんです。V6ってバラエティ色々やっててテレビでおもしろいから生で見て、例えばカメラがオフになってるときにテンション下がったり不機嫌そうなところがあったら嫌だなと。好きだからこそ自分のイメージと外れたことされたときに冷めちゃうんじゃないかって、思っていたところが多少あって。そんな失礼なこと考えてたんですけど、生で見たらそんな心配はぶっ飛んで余計好きになっちゃいました。

この日は番組の収録終わりでジャンクション録りもあったんです。カメラの横に大きな模造紙でひとりずつの台詞が書かれてたんですけど、1回目健くんで躓きやり直し。2回目も健くんで躓きやり直し。どこで躓いたかっていうと全く同じところで剛くんが言うところをフライングして健くんが読んじゃう、っていう(笑)やっと3回目で成功したんですけど、また同じところで失敗するんじゃないかってメンバーがニヤニヤしながらの3回目でした。でもそれが本番テイク。

そういうハプニングも含めて、6人仲がいいし可愛いし、お茶の間ファンだけじゃもったいないなと思って次のツアーは絶対に行くと心に決めました。

 

2007年 Voyager

そして初めてのライブ!友人に取ってもらったチケットでオーラス(岡田さんの誕生日)行けることは決定していたんですが、初日で井ノ原くんが婚約発表したと聞いてなんだかいてもたってもいられずチケット持ってないのに翌日会場まで行ってきました。そのときは当日でもチケットを余らせている方がちらほらいて、会場外で声をかけていただきまして、ライブに参加できることになったんです。ライブがとにかく楽しくて、オーラスまで待ってられない!となり、行けそうな遠征先ということで宮城のチケットを譲ってもらって…という感じで現場にも行くようになりました。そこからはもう、毎年のライブが楽しくて。FCに入ったのは2007-2008年のカウコン終了後です。カウコンでトニコンが発表されて確実に行くにはFC入った方がいいよと友人にすすめられたのもあって入会したので、現場デビューもFC入会もまだ10年経ってないんです。古参ぶってすみませんでした。

この頃は今思えば現場ヲタの中では若い方の世代だったんですよ。ですが、セクバニコンあたりから急にJKが増えたんです。制服でライブに来るJKが増えまして、代々木の階段上でJKが集まって写真を撮っていて、「なにキッカケなんだ」と気になりJKたちが誰のファンなのかうちわを偵察するお姉さま方もあちこちで見かけました。わたしが見たうちわはほとんどトニセンでした!あさイチとかお料理コーナーでJKのファン増えるってどういうことなんだ…JKのテレビへの守備範囲広すぎ問題を月曜から夜ふかしで取りあげたらいいんじゃないですか…。

  

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まとめると、ゆるいお茶の間ファンから現場ヲタになるスイッチが入るのって一瞬だった、ということです。そして一度現場体験してしまうとお茶の間ファンには戻れません。V6だけじゃなくジャニーズ全グループそれだけのポテンシャル持ってるのでお茶の間だけでいいわ、という方は絶対に現場に来ないでくださいね(ステマ)。

 

20年もファンでいさせてくれる、グループが続いてることに感謝しかありません。

去年はライブが無かったのでまだV6を生で見たことが無いファンの方も多いと思いますが、とにかく映像以上なので今年もっと好きになる覚悟だけしてその時を待つことをオススメします。