肩凝りが治らない

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ジャニヲタに向けて「蒼穹のファフナー」を無理矢理KinKi Kidsに置き換えて紹介します

こんにちは。

 

最近はまってるアニメが「蒼穹のファフナー」なんですが、周りで見ている人が少なくて先日会ったKinKiが好きな友人をなんとか巻き込めないものかと(超迷惑)考えた結果、登場人物を無理矢理KinKiに置き換えて紹介してみるという無謀をやってみました。アニメを頻繁に見ている子ではないのでただキャラ名で説明するより世界観を分かってもらえるかなーと思って。そしてなんとなく興味を持ってもらえたので雑な説明にはなりますが、ここで一部始終の紹介やってみます。

あくまでもジャニヲタ向けで興味を持ってもらうためなのでネタバレもしますしその割に細かいところはざっくり雑にいきますので「蒼穹のファフナー」を知り尽くしていて愛してる方はイラっとくるだろう記事です。最初に謝っておきます。ごめんなさい!

 

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まず、ざっくりと「蒼穹のファフナー」作品についての歴史を振り返ってみます。

現在放送中のEXODUSはアニメシリーズ始まってから10年越しの2期です。1期始まったときに見ていたのですが、途中であまりにも話が重くて自分が学生だったこともあってストーリー展開についていけずに途中で見るのやめてしまっていたんですよね。そして気まぐれで見たRIGHT OF LEFTに打ちのめされて大人になるまで触れずにきたんですがアニメ2期が始まる前に一挙放送があったりして改めて見たらめちゃくちゃおもしろかったので(元々ロボット好き)、今せっせと布教活動中なんです。狭いコミュニティで。それでKinKi好きな友人宅でKinKiのLコンを見ながら剛さんが「モチはオモチ」とか歌っているのを見ながらこの話を始めてしまいました。とりあえず、キャラ紹介しますね。

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真壁一騎(主人公)=剛、皆城総士=光一として話を進めていきます。ヒロインは遠見真矢といって声を担当しているのが松本まりか(以下:まりか様)さんです。まりか様は2007年のSHOCKでリカを演じていたこともあるのでそのまま、まりか様で説明していきます。

ロボットアニメというからには戦う敵がいるんですが、敵はフェストゥムという宇宙から来た金色のシリコン型生命体です。飛び回るジャニーズエンタテイメントのロゴとどことなく似ています。このフェストゥムが早い話、やってきて人間と"同化"もしくは"消滅"させることを目的に動くので人間たちがファフナーに乗って戦うという流れです。(全然そんな簡単に言える話じゃないんですけどね)

 これも色々背景や設定があるんですけど、ファフナーに乗れるのは子供だけで大人は乗れません。主人公たちが中3の春にフェストゥムとの戦争状態に入ります。最初の戦いで一番の適任とされて剛がファフナーに乗って戦うんですが、子供でも光一はファフナーに乗れないので代わりにジークフリードシステムというものを使ってパイロットを指揮します。このときにパイロットとシステム搭乗者がクロッシング(皮膜神経細胞を通して繋がった状態)することで、パイロットの精神状態や戦況をシステム搭乗者がリアルタイムで知れて判断ができるんですがパイロットが受けた痛みをそのままシステム搭乗者も感じるという…簡単に言うと痛みも思いもクロッシングしている限り共有すると、そういうことです。

光一は左目を事故で失明してしまっていて結果的にそれが原因でファフナーに乗れないんですけど、その傷を負わせたのが剛です。正当防衛なんですけどね。ここの説明が一番難しいところなんですが光一の出生というか生まれてきてそれからの人生(運命)は決められていたようなもので半フェストゥム的な存在なんですね。で、幼い頃に仲が良かった剛に対して同化衝動を起こして同化しようとしたところ剛が反撃(正当防衛)をしてそれをきっかけに左目を失明します。光一としては左目の傷こそが自分が人間である証で自我の確立として大事なものになるんですが、剛としては親友に怪我を負わせて謝ろうとはしたけど光一が「自分で転んだ」と言うものだから謝れずに誰にも責められずに光一とはやがて疎遠になって無気力で自己否定が強い性格になります。その性格こそがファフナーパイロットとして適任!となるので因果ですねぇ。光一も剛もお互いがいないと戦えないということです。

このふたりが超不器用なんですよ。特に光一の不器用さは半端ないんですけど。そこで大活躍するのがまりか様です。ヒロインだというのに前半部分、途中まで主な仕事がふたりの仲介・通訳、そういったところです。戦っていくうちに仲間が戦死したり剛自身も危ないことも結構あって(戦争なので)、光一は実は左目のことで自分を恨んでいて自分に戦って死ねって言いたいんじゃないかとか思うようになって悩んでることをヒロインに相談したり、光一は光一でクロッシングしてるから向こうの言いたいこともこっちの言いたいことも分かり合えてるはずだってことで直接思ってることを話したりしません。この間、ほとんど仲介役のヒロインまりか様。

その後で剛が島から出て行ったり光一が拗ねたり、まりか様に怒られたり色々起こった3人の心情っていうのがアニメシリーズでほとんど描かれていなくてその大事なところはドラマCDに入ってます。ロボアニメのドラマCDって本編が重いこともあってシナリオがギャグになったりキャラが崩壊したりすることが多いんですが、ファフナーはドラマCDも本編くらい大事なことが入っていて、むしろ本編でやってほしかった…世界観をすべて補完するにはドラマCDまで聞く必要があります。光一の苦悩がドラマCDでよく分かります。

そしてなんやかんやあって剛が島に戻ってきて光一と絶対的な信頼関係ができてフェストゥムと戦っていって、なんやかんやあって光一の肉体が一度消滅して剛も同化現象で失明してそれが2004年のテレビシリーズの最終話です。リアルタイムでその時に追いかけていたわけじゃないのでいくらか納得してますが、ここからどうなっちゃうの!?っていう物語が続くのが2010年の劇場版です…!物語上はアニメシリーズから2年後の時間軸になってます。この2年間、剛と光一はクロッシングし続けて剛は島を守りながら光一の帰りを待ちます。光一は戻ってくるのか、剛の目は治るのか、気になる方は是非劇場版も見てください。

 

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以上、ファフナーファンには絶対に怒られるであろうざっくり説明でした。興味出てきました?

これを友人に話した後でアニメ映像見てもらったんですがイメージしやすくて分かりやすいとのことだったので対友人に関してはこの手は成功でした。ヒロイン含めてメインが3人なのでカミセンで説明しようかなとも最初思ったんですが、一騎=岡田の場合ファフナー×岡田が無敵すぎて儚さとか一切無いしジークフリードシステムからの指示なんてなくてもひとりで20体くらいフェストゥム倒せそうなのでやめました。 なんで岡田さんメインで考えようとしたかというと「蒼穹のファフナー」のシリーズ構成が冲方丁さんで岡田さんが主演した「天地明察」の原作者でもあるからです。

 物語の最初の方は総士と一騎の関係性が重要なのでそこばかり説明したのでBL?と思われた方もいるかもしれないですが、

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公式の相関図によると総士は真矢に「恋愛感情?」らしいのです。EXODUSでもそれっぽいかもっていう描写あるのでアニメシリーズ1期見てドラマCD聞いて小説版読んで劇場版見てEXODUS見ていただければと思います。

アニメやらドラマCDやら小説版やらを詰め込んだコミカライズ版も連載されているのでそちらからでも。

蒼穹のファフナー(1) (シリウスKC)

蒼穹のファフナー(1) (シリウスKC)

 

 EXODUSでどういう終わり方をするのか胃の痛みを感じながら見ています。皆が生き残るようなハッピーエンドなんてものにはどうやってもならないのは分かっているので皆がどういう生き方を選択していくのかを見守りたいと思います。

 BDも全巻購入予定です。発売されるもの全て買っていかないと世界観の補完ができないことを知ったので。1巻はEXODUS 1話の長尺版が入っていて戦闘シーンがすごくて、なんでここTVでカットしたんだっていう。いきなりBD買ってよかった事案が発生ですよ。2巻からはドラマCDがつくみたいで、戦死したキャラの人生補完になりそうな気がしなくもないです。

EXODUSの1話は無料配信されているのでよかったら!

次回が運命の"6話"なので、胃がキリキリしてます。誰がどういう形で"いなくなる"のか。ひとりでドキドキするの辛いのでこの記事読んで一緒にドキドキしてくれる人が増えたらいいな、と思ってます(本音)。