肩凝りが治らない

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特にタメになることはなにひとつ

公演中にメモをとらない理由

こんにちは。

V6の20周年ツアー中、公演後に流れてくるMCレポには毎回大変お世話になりました。持っているチケットが新潟の1公演だったので、他の会場の様子やMCのおもしろさ、相変わらず6人ともかわいいな、なんてことを確認するのに皆様のレポがひとつの楽しみになっていました。

最近は(前からかもしれないですが)、メモをとる方が多いらしいと知って、じゃあなんで逆に”公演中にメモをとらないのか”というわたしなりの理由をつらつらと語りたいと思います。

※メモをとらない理由を個人的に自己分析するだけなので、メモをとる行為を批判・否定する内容ではありません。

 

公演中にメモをとる行為はマナー違反か

ライブ中のマナー・ルールとして会場で周知されているのは、うちわは胸の位置・席移動はしない・メッセージボードを持たない、大体このようなものです。公演中にメモをとることは禁止されているわけでもなんでもないので、個人の好き好きでいいと思います。ただ、どういう風にメモをとっているかのブログ記事が増えてはいますが、絶対数としてメモをとっている方が多くはないのだと思います。アリーナクラスで1公演1万人ほどの人数のうちメモをとっている方がどれほどいるか…と考えると、そう多くはないのかな。隣の席の人が公演中にメモをとっているシチュエーションに出会うことはそうありませんから。 1回だけ隣の席の方がメモをとっていたことがあったのですが、慣れているのか手の動きが自動速記羽根ペン*1のようでした。超高速。あんまり激しいメモのとり方は気になってしまうもので(音がシャーシャーいってた)、周りのことは少しは気にしてほしいなとこの時は思いました。

人が何を気にするかというのは本当に人それぞれだと思うので、何をもってマナー違反とするかも難しい、デリケートな話です。例えば、満員電車でリュックを背負ったままでいるのは迷惑行為になるのかどうか、と同じレベルのような話で。リュックを背負ったままでいても、リュックを前に持つのでも体積的に変わらないと言われてしまえばその通りで、この話はいつまでも平行線だと思う。個人的には後ろにリュックを背負ったままで不安じゃないのかなと。後ろに目があるわけじゃないので、ファスナー開けられて貴重品を盗られてしまっても気づかないですよね。

分かりきったことですが、メモをとる=マナー違反、ではありません。

これからメモをとってみようと思っている方も自分なりに色々工夫してメモライフを楽しんでください。

 

1回だけメモをとってみた

実は1回だけ公演中にメモをとってみたんです。今年開催された嵐のわくわく学校でのことです。

https://instagram.com/p/9V2ev0xy5I/

ライブでもないし、立ったり座ったりもなく、ほとんど座って見ているこのイベント。授業を受けるような感覚なのでそれならば話していることだとかおもしろいと思ったことをメモしてみようと、初めて公演中にメモ帳とペンを持って参加しました。

https://instagram.com/p/9V2kOfxy5S/

こんな感じで色々メモをとっていたんですよ。

わくわく学校以前からこのブログを読んでいただいている方にはもうお気づきかもしれませんが、わくわく学校のレポをわたしは記事にしていません。これだけメモをとったのに記事にできなかったんです。わたしのレポのまとめ方は完全に記憶頼りです。細かい相槌などは覚えていられないにしても、話のきっかけ、キーワード、流れでMCなどを思い出しています。メモをとることによって、不思議な話ですがそれら一切を思い出せなくなってしまったんです。メモを見て会話の流れを思い出そうとしても、何がおもしろかったかここで笑っていたか、むしろ自分はどこを面白いと思ったのか、すぽーんとおもしろいくらいに場面が出てこない。メモをとったのだから細部まで覚えているだろうという期待は外れました。今このわくわく学校でとったメモを見てもほとんどのことを思い出せません。今年のことなのに。6年前のカミコンのことの方がすらすら話せるくらいです。

「写真撮影はお断り」博物館で写真を撮ることは記憶には悪影響?

おもしろい記事を見つけました。

人々はほとんど何でも写真に撮ることをしている。問題は写真を撮ることで、自身の前にあるものの存在について無自覚になってしまうこととなるのです

 たぶんわたしにとってメモをとるという行為が、この写真をとることと同じになってしまっている。初めてだったのでメモのとり方自体が下手くそだったことも含めて、慣れないことはするものじゃないなと思いました。

最近はTwtterがあるので助かってます。ライブ終了後にポイントとなる会話だけメモの代わりにレポしていたりします。それをきっかけに後から思い出してブログに起こす作業ができるので楽です。

 

正確じゃなくていいと思ってる

ブログをやる前はmixiの日記でレポを公開していました。当時、mixiで友達になった子が体調があまりよろしくないようでライブに参加ができないと嘆いていたので、MCの雰囲気だけでも伝えられたらなぁと思い、それがレポを始めるきっかけでした。何年もやっていると習慣づくものでmixiを更新しなくなった今でも、舞台やライブのアウトプットは続けています。今はほとんど自分のためですけどね、後で見て思い出したり復習するための。

楽しく続けられている一番大きな理由は”正確じゃなくていいと思ってる”から。仕事ではないし、誰かに依頼をされてお金をもらっているわけでもなく、正確である必要がないと思っているからです。1回メモをとってみて分かったのですが、わたしはメモをとると正確で完璧な完全に会話すべてを再現できるようでないとダメだと思ってしまうようで、MCで盛り上がったピークやその場の雰囲気を犠牲にしてしまいました。もったいない。いくら目線はステージ上でもしゃべっている言葉に手は追いつきません。そのうち会話からメモが遅れ始めて、ひとつ前に何を言っていたっけ?なんて気にしているうちに会話はどんどん進んでしまって、抜けてしまった部分の会話が気になったり、なんともすっきりしない気分でした。

やっぱり今後も公演中にメモはとらないだろうし、今までのレポもメモをとっているものではありません。ここまでつらつらと語ってきましたが、「メモをとらないけどレポを打てるわたしすごくない?」という話ではなく、「メモをとってないから正確なレポじゃなくても許してね」という言い訳でした。長いこと言い訳に付き合わせてしまってすみません。DVD化したときにV6はMC集がありますが、そこで多少レポと違うじゃないかという部分があったらすみません。井ノ原くんが8割盛った話をわたしがさらに2割盛っている可能性があるので、やっぱりわたしのレポは雰囲気で楽しんでいただければと思います。

 

 

メモをとるか、とらないか、迷っている方はとりあえず両方やってみたらいいと思います。生意気ながらアドバイスとしては、2つのことが同時にできないわたしのようなタイプの方(電話をしながらアニメを見るとか)は、メモをとらない方が公演中楽しめます、ということだけお伝えしておきます。

※この記事はレポに限った話なので、お仕事の時は確実で正確なメモをとってくださいね。

 

はてなブログに投稿したレポ色々

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ハリーポッターの物語中に出てくる道具