肩凝りが治らない

肩凝りが治らない

特にタメになることはなにひとつ

ハン・ソロは不死身の男なので -フォースの覚醒を観てきました-

こんにちは。

確か中学生の頃に初めて見た(金曜ロードショーで)スター・ウォーズ エピソード4にはまりその後エピソード5、6と見て劇場で1、2、3を観て…待ちに待ったエピソード7!フォースの覚醒、観てきました。純粋に続編ということも嬉しかったんですけど、何より以前のキャストがそのまま同じ役で出演するということが、どんな奇跡だ絶対すごいことになる!とキャスト発表から予告映像から色々期待して期待しまくったものがついに公開されると。

ネタバレはこの後するんですけど、まだ観てない方は読まないでくださいね。もったいないので。劇場で観てください、隅から隅まで。ただわたしがここでネタバレを叫ぶのは、我慢ならないからです。どこかで語らないと収まりがつかないだけなので。

あえてネタバレせずに言えることがあるとするなら、やっぱりスター・ウォーズってハン・ソロが主役の話なんだよ、ということです。(7割くらい願望入ってます)

わたしの中でハン・ソロ仮面ライダーとかニチアサのメインヒーローで、ルークはガンダムシリーズのメインヒーローという区分です(語彙力)。

 

映画は大体としまえんで観ることが多いのですが、今日はいつものとしまえんと様子が違っていました。綺麗な劇場で結構広くてそこまでお客さんもいない、それがとしまえんの快適な理由だったんですが。チケットは事前に予約しようと思ったらほとんどの席が埋まっていて最前列しかない、200席以上あるスクリーンで今までそんなことなかったのに、まずびっくり。劇場に入ってみてまたびっくり。すっごい人で!ドリンクなんて買えそうにもないくらい長蛇の列で。そして見たこともない人だかり。野次馬根性で進んでいくと、

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キャラクターがいたので観る前からテンション上がりました!一緒に撮る勇気はなかったですけどね、カメラ向けるとポーズ決めてくれて。かっこよかったです。ありがとうございました。

これもリサーチ不足だったんですが、メモリアルパンフレットの販売があったんですね。上映回の条件があったようなんですが、ラッキーなことに該当しておりまして。

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今日までの3日間、日によって表紙のキャラクターが違ったようですね。今日はカイロ・レンでした。

では、ここから一方的なネタバレ壁打ち内容になるので観てない方はお戻りください。観たらまた読んでね(ツンデレか)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃ、いきます。

▽ストーリー

ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。
旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。

 

ストームトルーパーも人なんだよね

今回キーパーソンにもなるヒーローが実はストームトルーパーの脱走兵。番号で呼ばれていた彼は人質として捕らえられていたポーの脱走を手助けした時に彼から名前を与えられました。ストームトルーパー側のストーリーなんて今まで考えもしたことなかったからここが一番新鮮だったかもしれない。仲間のストームトルーパーがやられて彼の血が自分のマスクにつけられて、初めての戦闘でレジスタンスへの一方的な虐殺をして我にかえる。これは「正しくない」。ストームトルーパーがマスクを外して中の人が見えたのも初めて…じゃないけど、敵側としては初めて。レイアを救い出すときにルークとソロがストームトルーパーの振りはしてたけど、生粋の(?)ストームトルーパーの中の人は初めてだったはず。殺しだけを教えられていた彼の正義はファーストオーダーとは別のところにあって、ポーに出会って脱走。

このポーがまたかっこよくって!死んだかと思ったら生きてたし!レジスタンスが助けにきてポーがいる、と分かったときの興奮ったら。つくづくスター・ウォーズは王道を外さないから好きです。王道の中にトリック仕込んでくるところが長く愛されてる理由じゃないですかね。

 

レイが娘じゃないの?

ヒロインのレイがハン・ソロとレイアの娘なんだとばかり思っていたんですね。前情報でそんな話出てませんでしたっけ?レイは家族を待ってると序盤で言っていたので、それがてっきりソロとレイアかな?なーんて思っていたら、暗黒面側のカイロ・レンがふたりの息子だと!うわーい、もう何がなんだか分かんないぞ。でもなぁミレニアム・ファルコンを操縦しているときのふたりの息の合い方…というかソロとの息の合い方…どっかで、どっかで見たんだけど…もしや、ルーク?そうなると嫁は誰よ、という別の問題も出てはきますが。もし親子じゃなくても一緒に暮らしていた家族がルークという可能性はありそうだと思ってます。ルークは自分のことをレイには偽っていて暮らしていて。序盤でレイが被る古めかしいヘルメットに見覚えありましたもん…。カイロ・レンを面倒見ることになって一緒に暮らしてた期間があったとか。だってカイロ・レンの素顔を見た時のレイの反応も彼の表情も「初めまして」の雰囲気ではなかった気がする。昔、会ったことあるのかな?と思うような、どちらかといえば再会シーンだと思えた。最後にレイがルークと顔を合わせたときも二人、知ってる風じゃなかったですか?知り合い?って感じだった。ついにこの時が来たか、って顔してたと思う。しかし満を持してのマーク・ハミル…いやいや、ルークの登場は鳥肌ものでした。R2-D2くらいこっちだって彼の帰りは待ってましたよ!

 

チューイ、我が家だ。

なんだろう、この、ストームトルーパーが乗り込んで来るぞ…来るぞ…とドキドキさせておいて扉が開いたらチューバッカとハン・ソロなのずるいでしょ!レイが「ポンコツでもいい」と走った先がミレニアム・ファルコンで「わー!おかえりー!」って気分だったのに、そこにハン・ソロが帰ってくるんですよ昔のまんまで。年はその分とっているけど、それがそのままソロの魅力として上乗せされててなんのセリフ喋っててもかっこいいし、また動いてるハン・ソロが見られるなんて奇跡としか…。思ったよりも早い登場、しかもカイロ・レンの父親ということで、もうこれは、やっぱりハン・ソロが主役じゃないかと内心ほくそ笑んでいました。フィンのこともレジスタンスじゃないなってことには気づいていて。それで「女はウソに気づくぞ」と言うあのシーンとか、レイアと再会してなんともいえない距離感でお互いどうしよう的な感じは出ていて、その雰囲気のもっていき方とかうまいわー!昔のままだよ。他では頼りになるしかっこいいのにレイアの前だとちょっと弱くなっちゃうところがね。つい憎まれ口たたいて喧嘩してしまうふたりのケンカップルっぷりがシリーズで好きなところでもありますが、空気の読めないC-3POがいいところをぶち壊しにするのもまたお約束で好きです。今回の再会シーンもそうでした。そんな中で良いアシストをするのがチューバッカっていう。昔のお約束も全部詰め合わせられてた。相当スター・ウォーズのファンの人が作ったんだな、この映画と思いましたよ。たまんない。

レイアの「デス・スター以外で役に立った?」もしびれました。その後で「いつも見送るのは辛かった」って、ツンデレも健在!二人きりの時だと本音が出るレイアもかわいくてね。だから本当に何もかもが昔のままでした。それが嬉しいファンはいっぱいいるはず。

 

憎みきれない悪役

ダース・ベイダーの時もそうでしたけど、スター・ウォーズって悪役が最初からはっきり悪役なんですよね。小難しい裏のラスボスみたいな背景はない。最初から悪役が悪役として用意されているのになんだか憎めないんですよ。マスク被ってる人特に。今回だとカイロ・レン。ルークと修行をしていたはずが暗黒面に魅せられてそちら側へ堕ちてしまうハン・ソロとレイアの息子。あのマスクはベイダー卿に憧れて、なんですかね?でも、彼が暗黒面に堕ちた経緯も想像すると分からないでもないんですよ。レイア姫ハン・ソロなんて英雄の子供に生まれて、生まれた時からきっと期待されまくりで周囲からのプレッシャーを背負うには少年にはちょっと重かったんでしょうね。ダース・ベイダーがおじいさんだというのをどの段階で知ったかは分からないですが、会ったことないしこれから会えることも永久にないので自分の妄想だけでベイダー卿が勝手につくられていって、強いおじいさんの姿に憧れを抱く。これじゃまずいということでルークに預けて正しい道に、と両親の願いはそうだったかもしれないですが、預けられた先がまた英雄ですよ。自分とは圧倒的な力の差がある叔父にやっぱり自信をなくしてきたところに暗黒面からの誘惑があったら、そっちにいけばおじいちゃんに近づける!?ってなっちゃうと思うんですよ。その結果、責任を感じてルークは隠居、レイアとハン・ソロはバラバラ、ということに。

ベイダーと違うのはマスク無しでも大丈夫という点。ほいほいマスク外しますしね。マスクを取ったら「あ、結構イケメン(でも幸薄そう…)」とは思ったけど、めっちゃスリザリン顔!スネイプ先生出てきたかと思いましたよ。髪も服も全身真っ黒ですし!

カイロ・レン(本当の名前はベン?)がハン・ソロを殺したようにも見えましたが、ライトセイバーが思いっきり突き抜けてましたし、その後奈落の底にも落ちていきましたけど…生きてると思うんだ!(ポジティブ)

ハン・ソロが死んでしまったらそれはもうスター・ウォーズじゃないので。別の物になっちゃうので、うっかり生きてました、な感じでまたエピソード8でいいところで出てきてルークと共闘してレイアに小言いわれて泣かれて、ってすればいいんです。そうなると信じてます。なので全然ソロがやられた時も涙は出なかったんですよね。でも、カイロ・レンは許してなんかやらないです。レイアが許してもわたしは許さん。

 

Xウイング

かっこいい。レジスタンスのみなさんが操縦している新型Xウイング。ポーはリーダーとかなのかな?明るくて豪快でみんなを引っ張って行ってくれそうな、ピンチの時でも冗談を言ったりね、かっこよかったです。たぶんエピソード4のオマージュだと思ってるんですが、ファーストオーダーの基地(レーザー砲?)を破壊しにいくシーン。デス・スターにXウイングが突っ込んでいくあのシーンとリンクしてそこが一番感激して興奮して涙涙だったかもしれないです。あの時はルークだったけど、今回はポー。ということは今後ポーがさらにいいとこ掻っ攫っていく可能性もあるんですかね。かっこいいので大賛成です。

とにかく基地にXウイングが突っ込んでいくあのシーン。エピソード4を初めて見たときにドキドキしたあの感じ、ギリギリだけど大丈夫なの?撃てるの?と手に汗握ったあの感じ。懐かしいのと、パイロットが新しい人だから新鮮な気持ちとで、楽しかったです。つくづくスター・ウォーズの熱烈なファンがつくった映画なんだろうなと感じたシーンでした。

 

他にも新ドロイドのBB-8もとても愛らしくて、頭が動くのがいいですよね。R2-D2は首を振るだけだったところにBB-8は上下にも動くから喜怒哀楽が結構激しい。フィン相手にグッジョブみたいなポーズしたときのかわいさ!R2-D2と兄弟みたいに動いたりするんですかね。R2-D2の相棒はルークだし、BB-8の相棒はポーだし、やっぱり何かつながりがあったりするんでしょうか。

 

エピソード8の公開は2017年を予定しているんですね。いい子で待ちます。

きっとエピソード8も9もハン・ソロが主役ですよ。壮大な伏線ですから、きっと。とはいえポーの活躍も見たいし、ルークの強さにもゾワゾワしたいし、レイとフィンの共闘もしっかりがっつり見たいし…魅力的なキャラクターが増えて嬉しいです。

そういえば昔金曜ロードショーで見た日本語吹き替え版はルークの声を石田彰さんがやっていたんですね。それでしかルークの声を聞いたことがないので、今回初めてマークハミルのルークの声、本物聞けるぞ!とワクワクしていたんですが、ひとことも喋らなかったー!!!!これも次回、エピソード8の楽しみにとっておこうと思います。