肩凝りが治らない

肩凝りが治らない

特にタメになることはなにひとつ

「許斐 剛☆サプライズLIVE~一人テニプチフェスタ~」で次元が迷子になった話

こんにちは。

6月26日(日)、わたしはついに今いる自分の次元が分からなくなりました。というのも、11:45から横浜で『許斐 剛☆サプライズLIVE~一人テニプチフェスタ~』と題されました許斐先生のライブ(チャリティーイベント)に行き、その後18時から『ミュージカル刀剣乱舞』の大千秋楽ライブビューイングに行きまして(どちらもぼっち参加)、わたし今何次元にいるんだ?という心地よい迷子を体験しました。2.5次元と一括りにしてしまうのも勿体ないような素敵な1日でした。

まずはテニプチの感想をつらつらと記しておきますね。刀ミュについてはまた次回!

 

☆テニプチ☆

会場となるDMM VRシアターは場所が全然分からなかったのですが、朝から親切なテニクラさんが横浜駅のどこの出口をどう出てどの道を通ればいいかまで正確なナビゲーションを呟いていてくれてですね、無事に時間通りにたどり着けました。テニスの住人は親切な方が多くていつも感謝です。ありがとうございます。

肝心のVRシアターについてですが、まったく何も知らず。どういったライブになるかも知らず、許斐先生お誕生日だし、チャリティーイベントで、アルバムも出たばかりだからそれをなぞる感じになるのかなー…なんてほんわか予想していったのですが、全然甘かったよね

https://www.instagram.com/p/BHM0_K5j_N6/

この日限定のドリンク(海堂カラーにしてみました)と、入り口でいただいた特典の缶バッジです。九州二翼と手をつないでいるデザイン!

会場には募金箱も設置されていて、手塚部長の募金箱に気持ち程度ですが募金してきました。熊本の方々に届きますように。

ひとつこの場を借りてお礼を言いたいのですが、わたしの座席のチケットが確かGの3番だったんです。募金箱に並んでいる時に声をかけていただいて、その方はお友達が2番だから席を交換してくれないかとのことでした。その方の座席は同じ列のわたしが持っていたチケットよりセンター寄りで、あの時は碌にお礼も言えなかったのですが、こちらこそお席を交換していただいてありがとうございました。

 

1日で7回公演をやるとのことで(先生すごい!)、1回の公演時間は30分ほどだったんですが、むしろ30分でよかったです。耐性の無いオタクはあの2.5次元の世界を体験できるの30分が限界だと思いました。あれ以上は帰ってこられなくなるから駄目だ…というくらいすごかった。

1月にやった先生の一人テニフェスはセットにキャラを映し出すというもので、キャラが3次元にやってきた感じの2.5次元ライブだったんですね。それが今回は客席とステージの間に薄いスクリーンのような幕が1枚あって、そこにキャラを投影して(たぶん)、照明を当てるのでステージにいる先生と同じようにキャラクターにも影がつき、こちらから見ると幕で隔たれた向こうの世界に先生とキャラクターが存在している空間。今回は先生が2次元の世界にいってしまった2.5次元を見ている気分でした。説明が下手で伝わらないのがもどかしいんですけど、先生とリョーマが見つめ合える世界でした。VRシアターは。しかも1月のセットと同じ背景を今回映し出していたので、1月のあの世界からつながっているんだ!と思えてしまって、余計次元が分からない現象が起こってました。

今回もモーションキャプチャーで3D化したキャラを動かしていたようですが、そういえばリョーマの3D化は初めてだったんですね。てっきり前回もリョーマの3D化のキャラ見たような気持ちになっていて、あれおかしいなと思ったんですけど、前回は小越くんがリョーマの格好で来たからでした…!ある意味3D化?いや、もうほんと次元が迷子なんですってテニスは。

前アナを忘れていました。今回、熊本地震へのチャリティーイベントということもあり、前アナが九州二翼のふたり、橘さんと千歳でした!設定としてはふたりが先生に頼んで自分たちも熊本のために何かできないかというところから前アナを任せてもらえたというもの。会場内で写真を撮ってはいけません、などの注意事項をふたりが話してくれました。久しぶりの二翼嬉しかったです。写真のくだりのときに「泥棒の兄ちゃんの写真、ミユキに見せてやりたかったけど…」という千歳の言葉があったり、こういう小さいサプライズ仕掛けてくれる許斐先生が大好きです。

 

ライブ自体は夢のような時間でした。登場したキャラクターはリョーマ、手塚、跡部リョーマは許斐先生のアルバムには収録されていない「GO」をデュエットしてくれました。先生とリョーマが並んでお互いを見て歌う姿を見られる時代がくるなんて、生きててよかったと冗談抜きで思える世界でした。幸せだなぁ。途中、先生とリョーマの掛け合いがあって

リョーマ「先生はあの頃から全然変わってないですね」

先生「テニス、うまくなったね」

って!!!!先生がリョーマを褒めるトーンが優しくて、泣いてしまいそうでした。(まだ早いよ)

曲が終わると先生がエアーで投げたボールをリョーマくんが受け取って次の曲、「悲しいね…キミが近すぎて」が始まる演出で。次元が分からん。先生が歌っている最中もリョーマは隣で聞いていて、同じ空間にキャラクターとその子を生み出した漫画家が立っている光景ってすごい。改めて、まだ誰も通っていない道を探してそこに進んでいく先生がすごい。

リョーマ「青学1年、越前リョーマっす」

先生「今はアメリカ代表だけどね、ち・び・す・け」

リョーマ「ちぇっ。じゃあ、着替えてきましょうか(アメリカ代表ジャージに)」

先生「そっちの方が(青学ジャージ)似合ってるよ」

というかわいいやりとりもありましたよ。アメリカ代表って言われて拗ねてるリョーマがかわいかったのです。

 

手塚と跡部とはアルバムで先生がデュエットしているのと同じ曲でした。

先生「手塚くんがリハビリでお世話になった九州に向けて一緒にエールを送ろう!」

手塚「いいでしょう!先生、テニプって行きましょう!」

という流れの後にテニプって行こうを歌われると歌詞が、すごくエールを送っていてマッチしすぎていて感動しました。

疲れる事もあるけれど 毎日頑張ってる君へ
僕ら行くよ キミの側へ 声援(エール)を送りたいから
これからも未来へ繋げ 咲き誇れ勇気の花よ
諦めずに 頑張る君を いつまでも 見守ってるから

 すごく励まされる歌詞ですよね、改めて。

今回も手塚部長、もちろん踊るのですが…脚はめっちゃ上がるのにボックス踏んでなかったりとか煽るのたどたどしかったりして、かわいかったです。

先生「今回も来てくれてありがとう」

手塚「大石からメールをもらったので」

先生「メール大好きだもんねぇ」

1月のライブにも来たし、手塚結構ドイツから帰ってきてますね。しかも大石からメールあるとすぐに帰ってきちゃう。かわいい部長です。それにしても大石と手塚、どちらがメール大好きなのでしょう。気になる。

 

手塚と入れ替わりで跡部が入ってきたんですが、またふたりが噛み合わない会話をしていまして。

跡部「おい、手塚!ドイツ土産にビールなんて買ってきて…俺たち中学生だぞ!」←ごもっともすぎる

手塚「跡部…後は任せたぞ」←ドイツ土産がビールの説明して

跡部「次に会うときはこの前の借りを返してやるからな」←ビールの話もういいの?

手塚と跡部って、会話の中で3つくらい過程すっ飛ばしてるんですよね毎回。それでお互い通じてるから会話として成立してるんでしょうけど、見てるこっちとしてはいきなり話飛んだよ!?と混乱します。毎回。10年以上見ていても未だに不思議です。それにしても中学生がお土産にビールって…それもツッコミたいところなんですけどね?その前に跡部様にお土産買ってくる手塚部長かわいすぎかーーーーー!ということが叫びたかったです。部長ズの交流かわいすぎませんか。

そして当たり前に発生する氷帝コール。氷帝コールの音頭はちゃんと声が流れるので客もコールを始めるといった具合なのですが、毎回すごいわたしたち訓練されてる…と思うのが、跡部様の「パチーン」で一斉にシーンとなること。訓練兵ですよ。みんなすごい。絶対タイミング間違わないですからね。

そしてもちろん跡部様も踊るわけですが、回し蹴りした…!めっちゃかっこよかった…!というかめちゃくちゃ踊れる跡部様って新鮮です。回し蹴りできるような跡部様は今までミュでも観たことな…いや、なんでもないです。(でも3rdの跡部様めちゃくちゃ踊れる人ですからね!期待!)

 

そしてそして跡部リョーマと先生とでラブフェスを歌ってくれました。やっぱり学校名コールできるこの曲が大好きです。盛り上がりますしね。この曲の中でリョーマ跡部がデュエットしていたパートがあって、メインキャラではありますけどこの二人がデュエットしている曲ってそう多くないし、最近では全然聞いてなかったので興奮でした!

あっという間の次元を超えた30分でした。

 

最後に各回で「ハッピーワード」なるものを発表されていたようで…これを7公演分つなげると今後のテニプリの展開が楽しいんだとか!でもネタバレではないです、と言ってました。わたしが参加した2公演目のハッピーワードは「包帯巻き巻き推進委員会」でした。包帯と言えば彼だけど、彼かもしれないし彼じゃないかもしれないし、とのことで。わたしの中では包帯と言えば白石と乾が浮かぶんですが(この時点で候補がふたりいる)、どうなんですかね。今後のテニプリの展開も楽しみです!海堂くんに是非試合を!

先生、お誕生日おめでとうございました!これからもよろしくお願いします。

 

 

テニミュに出会ってから5年が経ちました

こんにちは。

 

わたしはミュージカルテニスの王子様(通称テニミュ)が大好きです。

テニミュの歴史は2003年に始まり、もう10年以上、1400公演以上を達成しています。好きになってから5年が経つし、今もずっと好きな気持ちが続いていて代が変わっても毎回の公演が楽しみで仕方ないし、美術手帖2.5次元文化が特集されると知って、めちゃくちゃ大きなコンテンツなんだなぁと改めて感じたこともありちょっと整理しておこうと思いました。

 

美術手帖 2016年7月号

美術手帖 2016年7月号

 

 

 

テニミュを初めて見たのは2011年のもう1stシーズンが終わり2ndシーズンが始まっている頃でした。元々原作のテニスの王子様を連載当初から好きだったわたしはアニメも好きで、アニメのキャストが歌うテニフェスを見るのは好きでした。でもミュージカル。実写化というだけで毛嫌いしていたので2003年にミュージカルが始まったのは高校でも話題になっていたので知っていたものの、見てたまるかと思っていました。(その後、初代にめちゃくちゃはまるので人生わからんものです)

実写化アレルギーを起こしていたわたしはテニミュに触れることもなく5年前まで過ごしていたんですけど、どうしても暇で暇でしょうがない4連休がぽっかりできてしまったこと、それがひとつのきっかけでした。何もやることがなく暇で暇でしょうがない人の3割くらいはTSUTAYAにふらっと行くと思うんですけど、わたしもそうで。見たいものもなくふらっと入ったTSUTAYAの棚にテニミュのDVDを見つけたんです。レンタルされていると思わなかったので驚いたのと、その時は暇だったのと実写化アレルギーを忘れるほど出演者一覧に名前のあった声優のKENNさんと宮野真守さんの惹かれて咄嗟に借りてしまいました。

なので借りたのは不動峰戦とルドルフ戦のDVDだったと思うんですが、初期校大好きなわたしは対戦相手が不動峰とルドルフというだけでテンションがこの時点で少し上がってました(あんなに毛嫌いしてたくせにね)。なんの基礎知識もなかったし、期待も特になかったからだと思いますが始まって暫くただただ圧倒されてしまって。アニメのキャラを人間が演るのなんて絶対に嫌だと思っていたのが、人間が演るのってすごい!と真逆のことを思ってひたすら画面にくぎ付けになっていました。

まずテニスの演出。舞台上でテニスってどうやるのよ、できるわけなくない?ボールを舞台上で打つことはしないんだろうなと思っていたので、「どうせイケメンがラケット振りながら歌うだけなんでしょ」と想像していたんですね。それが実際見たら、思ったよりも試合。というか試合をしながら自然にセリフを言っている感じでした。コートに見立てた舞台上を走って走って、走りながらラケットを振って歌うというとんでもない運動量で芝居をしていました。あれ、思っていたのと違うぞと。イケメンがキラキラして歌っているミュージカルを想像していたのがラケットを振って走ってすげぇ泥臭い試合をしているミュージカルでした。イメージと真逆。

たぶん思っていたよりも、というか想像の範疇を超えてかなりしっかりテニスの試合が表現されたいたのも好きになれた要因だと思います。舞台上で実際のボールを登場させるのはやはり無理だったんだと思うんですが、照明を動かしてボールがコートをいったりきたりしてるのを表現し、さらにラケットを振るタイミングに合わせて打撃音をSEで表現する。それを繰り返していくうちのステージ上で試合をしているように見えていく、あの演出は舞台ならではだと思いました。弱虫ペダルの舞台でも最初ハンドルだけ?と思っていたのが最後にはちゃんとペダルを踏んで、乗っているように見える表現方法も舞台独特のよさなんだろうなぁと思っています。

この時点でイケメンがちゃらちゃら踊って歌うミュージカルなんでしょと食わず嫌いしていた自分を反省しました。しかも初期校って派手な髪色の人がまだいなかったり、不動峰のようにザ・漢!といったチームだったり、自然と泥臭さが似合うというか、地味ではないけどすごい派手でもなくてかっこいい試合してるんですよね。

あとはキャラクター。やっぱりこれは大事です。原作の連載当初から海堂薫がいちばん好きなわたしは、他のどのキャラよりも海堂を見るのが嫌だったんですね。だってもう理想の海堂像というか長年の海堂像があるし、それを人が演じることによって全然違う海堂だったらどうしよう好きになれなかったらどうしよう…とうだうだ考えていたわけです。そして初代海堂薫の郷本直也さんを見ます。あの時の衝撃を言い表せる言葉がないんですけど。まず暫く画面を見ながら固まって、郷本さん演じる海堂がしゃべる、歌う、動く…海堂存在してた、ありがとう。もうほとんど画面見ながら泣いてたと思うんですけど、2次元にしか存在してなかったはずの海堂が3次元(今は2.5次元ていうんですよね)に存在していた驚きと喜びで画面に向かって「ありがとう…ありがとう…」を呟くだけの気持ち悪い人になってました。自分の好きなキャラを同じように愛してくれている役者さんが舞台上でキャラに成って表現してくれている世界ってすごくすごく幸せなことでした!

初代青学はビジュアルというよりも声とか姿勢とかきっと中身がとてもキャラに近くて、あとなんとなくお互いの関係性とかもキャラに近かったりして。そういう初代だったからレジェンドって未だにみんなからの人気も厚いんだと思うんですけど。あんなに何年も毛嫌いしていたテニミュをたった1本DVD見た後にはレンタルしてるやつ全部見る!と借りてきて4連休すべてをテニミュ鑑賞に費やしてその後の公演からチケットを取って実際に観に行って…5年経ちました。

1stはどうしたってDVDでしか観ることができなかったんですけど、どの代の青学もどの他校も好きです。みんな一生懸命なので。テニミュって本当に試合なんですよ。演劇を観に行くというよりは試合の応援に行く感覚に近いなと、劇場に足を運ぶようになってからそう思うようになりました。好きなセリフもたくさんあるんですけど、漫画を読んでるときにはあまり感じなかったところがミュージカルで見て実際の試合の中で聞くとめっちゃ熱いセリフだな、と思うものとか。例えば全国氷帝戦での跡部リョーマの試合で無我の境地のリョーマがバイキングホーンを打ったのを跡部がバイキングホーンで返すんですね。それも普通の状態で。その時のセリフが「その程度、素でできんだよ!」大好きなんです、このセリフ。跡部ってお金持ちだし尊大な態度だし、なんでもできるオールマイティなチートキャラと思われがちですが、すべては努力で構築されてるんですよね。だからバイキングホーンも無我の境地にならなくても素でできるんですよ。頭ではそうか、と思っていることでもこれが目の前でラケット振りながら試合している状態で聞くと全然違う。この一言だけで跡部の今までの努力を思って泣きそうになるくらい、ミュージカルってすごい。

あと好きなのは四天宝寺戦での不二vs白石の試合。一見爽やかイケメン王子キャラなふたりの試合なんですけど、後になって余裕で勝ってた白石にがむしゃらになった不二が追いついていって泥臭い試合になっていくこのふたりが大好きで。「もう終わりや不二!」とかって白石が言った後の「やってみなきゃ分からないよ!」の勝ちに執着していく不二先輩がものすごくかっこいい。なんで公演中1回も白石に勝てないのか分からないくらい。

ミュージカルを見て、どうしてもどの試合でも泣くほど感動するのが大石菊丸のゴールデンペアです。青学は好きですが特別好きなキャラというわけでもないし、特別思い入れのあるダブルスでもなかったのに(だって安定してダブルスなのでこのペア)…ミュージカルだとめちゃくちゃ泣けるんですよ。なんですかね、曲の力もあるのかもしれないけど。ゴールデンペアの曲どれもこれもいいんですよ。で、そういえば安定してダブルスだけど勝ち続けてるダブルスじゃないんだよなってことに気づくんですよね。菊丸がペースアップして体力切れのところを大石がカバーしてたり、大石の限界に気づいてシンクロ中の菊丸が試合を止めたり。そんな中で「最後のゴールデンペア」なんて曲歌われたら泣くしかないでしょう!?と、どの代のゴールデンペアの試合を見ても泣かされてるので、大体いつも半ギレしながら涙流してます。

 

テニミュを観に行くと不思議なのが今日勝てそう、と思うんですね。こっちはもう試合を応援しに行ってる感覚に強いので、前回の公演より調子よさそうだなとか今日の動きすごいなとか思うと勝敗がひっくり返ることなんてあるはずないのに「今日勝てそうじゃない?」と幕間で友達と話すことがあったりします。団体戦なので最終的に学校が勝ってもその中で負けてる試合はあるし、学校で負けていても個人的に勝っている人もいるところがおもしろいところで。原作があるから勝敗は覆らないし、見ている方だって勝ち負けなんてわかってるんですよ。でもキャストが本気でやってるから、今日はこのまま勝てるんじゃないか?と錯覚するわけです。それで本気で悔しがってたり本気でガッツポーズしている姿を見て感動しちゃったりするわけです。

もちろんそんなことはキャストが一番よくわかっているわけで。1stの立海公演のバックステージ映像を見た時に立海キャストが公演前に円陣を組んで気合い入れの言葉が「絶対勝つぞ!」だったんです。それにすごく感動して。50公演あったとしたら青学に50回負けるんですよ、立海は。それでも毎回毎回の気合い入れが「絶対勝つぞ!」で、毎回勝つ気で舞台に上がって試合に臨んでいるんだなと思うと、それだけで価値があるというか。でも学校は勝っても負ける人もいるわけで。確か六代目の海堂を演じた池岡くんだったと思うんですけど、何かの公演で試合に負けた後に袖に引っ込んできたときに泣きながら「勝ちたかった」と言っていたそうで。それだけ一生懸命試合をしているテニミュなので、こっちも真剣になりますよね。

 

とは言っても実写映画は未だに苦手だったりします。大人の事情も色々あるのでしょうが、映画だと画面に映し出されているものがすべてになってしまうので舞台のように想像力で補完できません。舞台ですと多少無理があっても演出の技と客の想像力をかみ合わせてそれらしく見せたり(見えるように錯覚させていったり)、原作ありきでキャストがキャラに寄せていく、脚本も原作のままに近い形で完成されますが。映画だとキャストに合わない脚本や設定は原作と離れてもキャストに寄せていく、というようなところがあるので原作ファンが納得する形は難しいという現状だと思います。2.5次元とか実写アレルギーの方はどうしてもそういった映像作品が目につきやすいので同じように舞台も見たことがなくても同じ部類でしょと思ってしまっていることが多いんじゃないでしょうか。たぶん。映画と違って舞台のチケットはお手頃とは言えませんし、積極的に見なければ目にすることもないんだろうと思います。ただ、百聞は一見に如かず、です。

テニミュを見て以来、若手俳優と呼ばれる人たちが出る舞台を観に行ったり、他の2.5次元舞台も観に行くようになりました。実写とか絶対嫌だけど怖いもの見たさで見てみたい、という方がもしいれば最初の扉はテニミュをおすすめします。きっと公演が終わる2~3時間後には「テニミュ最高セイヤー」って呟くことになりますから。

プリンスホテルでオフ会をすればいいのでは!?

こんにちは。

V6の新曲「Beautiful World」が初週売り上げ10万枚を突破し、オリコンのシングル週間ランキングで1位をとりました。
おめでとうございます。もちろん3形態とも購入しましたよ!
通常盤には久しぶりのトニセン、カミセン曲も入り計4曲聞けます。どの曲も「Beautiful World」をテーマにミニアルバムを作ったんじゃないかと思うほど優しい曲たちです。土曜日の朝とかコーヒー飲みながら聞きたい、ゆっくり目覚めるときに聞きたい、そんな曲たちです。(わたしのイメージは)

なんと初動で10万枚を超えたのが「HONEY BEAT」以来9年ぶり!20周年を超えて売り上げがV字回復するなんて、すごい。売り方とか世間とのマッチングとか色々かみ合ってきたんですかね。"「シングルトップ10入り連続年数」を22年連続に更新し、男性アーティストとしては歴代単独1位"ですとか、嬉しい記録も更新されたようです。なんにせよ応援しているアイドルが変わらずみんなに愛されているのが嬉しいです。

www.princehotels.co.jp
そして発表された驚きの追加タイアップ。あまり聞き覚えの無い言葉だったので、ピンとこなかったんですが・・・「Beautiful World」は既に井 ノ原くんが出演しているドラマ「9係」の主題歌だったんですね。それが今回、追加タイアップが発表されまして、「夏プリ 2016」とのことでプリンスホテルのCMソングに起用されたと!
CMのイメージに「Beautiful World」の世界観がぴったりだったそうで。わー、ありがとうございます。

V6をCMに起用してくれる企業大好きマンなので、早速プリンスホテルさんのために何かできないかを検討しました。ホテルなので宿泊するのが当たり前に貢献できるのでしょうが、今年の夏は遠征予定が無いんですよね。V6もツアーがありませんし。
どうしよう、でも泊まりたい、何かしたい・・・と考えたわたしは「ぶい娘。会をプリンスホテルさんでやればいいのでは!?」と会費とかまるっと無視をしたざっくりプランを頭に思い浮かべたのです。

まず調べたのがDVDプレーヤーを借りられるのかどうか。
部屋にテレビが無いホテルの客室などこのご時勢ありえないので、問題はDVDプレーヤーが借りられるのかどうか。いくつかのホテルのQ&Aを見ましたが数量限定ではあるようですが、申し出れば借りられるようです。
ただBDが見られるかは分からないのでディスクはDVDの方を用意しておくのが無難かもしれませんね。
パセラでやったときよりテレビは小さくなってしまうかもしれないけど、その辺はテンション上がればペンライト振ればいいし、疲れたらベッドもあるし、ペース配分を自分で考えてもらえるようにすれば。夜は長いですしね。
確実お泊りになるので今回は男子禁制になってしまうかなーというところが少し心苦しいですが、すみません。男性でもし、ぶい娘。会に興味があるよという方はまたこの次に一緒に楽しみましょう。

次に調べたのがおいくらで泊まれるのか。
大体1万円前後かかりますね、素泊まりで。旅行代理店のようなところを介せばプランや日程によってはもう少しお安くなるかもしれないです。
ただ夏休みど真ん中な7月8月はそうそうお値段は下がらないのと、土日はもう空きがあまりなかったりするんですよね。金額に関しては、オフ会に1万円出せるか出せないかの問題だと思うんですが、肝心の部屋に空きが無いだと開催すらできないですからね。
あとどこのホテルに泊まるかにもよりますが、剛健担としてはどうしても「新高輪」という単語に惹かれるわけでして・・・どこのプリンスホテルがいいですかね!
サンシャインプリンスホテルならおそ松さんコラボやってるので3話(でしたっけ?)のチョロ松が修学旅行の坂本くんのようなポジションだった「早く寝てくれ」コント(?)もできるかもしれません。

食事は、ホテルの豪華なレストランもいいですが、なるべく部屋から出たくないじゃないですか。DVDみたいですし。(プリンスホテルさんに貢献するならレストランで食べたらいいのは重々承知の上ですが)
考えました。こうなったら今までCM起用された商品を参加者で持ち寄ればいいのではないかと!
でも1つ1つの商品の値段が違うので個数で分担すると負担金額にばらつきが出てしまう。なので、おやつは500円まで、じゃないですけど上限は金額で決めたいです。
たとえば・・・
Aさん・・・ケンタッキー  1,000円分
Bさん・・・AGFのコーヒー   1,000円分
Cさん・・・カルピス      1,000円分
Dさん・・・小枝        1,000円分
Eさん・・・ウコンの力   1,000円分
Fさん・・・麦とホップ   1,000円分
とかね。食事が絶対足りなくなるので他に一律1,000円とか集めて共同財布にしてそこから買い物して余ったら均等に分ける、とするのはいかがでしょう。

そして朝はLOVEマシーンと共に目覚めます。かの有名な寝起きドッキリをみんなで体験します。
まーどぅーより一回りも違うわたしはたぶんLOVEマシーンかかってる間に起き上がることもできないと思います。
でも寝ながら歌えるとは思う(起きてない)
 

ふざけているようで、割と本気で考えています。
問題は本当に日程だけかなぁと考えていたりするのですが、今回も楽しかったと思っていただけるような会にしたいです。
(前向きなご意見お待ちしてます!)

 

前回のぶい娘。会↓

 

【刀ミュ】ミュージカル刀剣乱舞~阿津賀志山異聞~【本公演感想】

こんにちは。

 

ミュージカル刀剣乱舞、三条派の舞台は自分が観劇する分はすべて終わりましたのでようやっと感想書けます。散々下書きとか残しておいてなんですが、トライアル公演との違いなども書いていきますのでネタバレします。大阪・京都公演でこれからという方はスルーしてください。

残すは千秋楽のライブビューイングと来月の会員限定LIVEで三条派とはお別れかと思うと寂しいです。が、ドリライ(テニミュ)みたいにいつか何グループか集まってライブしてくれるんだろうな、とか勝手な期待を抱いていたりもします。寂しいとか言っておきながら秋の公演も楽しみなんですけどね。

では、本題です。

 

☆トライアル公演との違い☆

↓トライアル公演の感想記事です

 短期間の間に3公演見る舞台というのが久しぶりでもあったんですけど、1~2週間の間でも演技プランというか芝居の雰囲気とかセリフのトーンとか細かく変わっているのが分かったのでトライアル公演との違いは多くの場所で感じました。

まずストーリーですが、これは変わりません。頼朝にそそのかされた泰衡が義経を追い詰めるところから話が始まって新人の岩融を編成に入れて歴史修正主義者を阻止しにいく、そこでかつての主の義経が生きていることを知った今剣が義経を守ろうとする、それを止める岩融、戦いのあり方についてぶつかる加州と石切丸、マイペースなようでいて鮮やかな連係プレーで岩融を導く三日月宗近と加州に答えを考えさせる小狐丸という本編の物語。トライアル公演そのままです。

 舞台を複数回観に行く上で楽しいのが日替わりネタです。今回は日替わりネタも含まれていまして本編では畑当番をする三日月の鍬の使い方が違っていました。

【6/1夜】

鍬を鼓に見立てて肩に担いで、

三日月「よぉ~ぽぽぽん、ぽぽぽん、ぽぽぽんぽん」

三三七拍子のリズムで叩いてました

【6/4夜】

鍬を孫の手に見立てて背中をかく三日月殿

【6/7夜】

鍬を琴に見立てて、

三日月「ぽん、ぽぽぽぽぽぽぽん、ぽん、ぽぽぽぽぽぽぽん(↑)」

 畑当番に慣れている小狐丸(鍬の使い方がうまい)と刀みたいに鍬を振りぬこうとしたり、野球?打つの?みたいな構え方で鍬を持つ三日月だったりと畑当番ひとつとっても、今日はなにやるかなぁという楽しみがあって嬉しかったです。

 

ビジュアル面でいうとウィッグとメイク、全員変えているのかは分かりませんでしたが石切丸のウィッグが広がりを抑えたものになったのと(もしかして1部と2部でもウィッグ違ったりしました?)今回は石切丸もカラコン入れてるんですよねーグレーっぽい。舞台ではそこまで分かりませんが毎日Twitterに上がってくる他キャストさんからの写真に一緒に写っているのを見るとカラコンが入っていて美しいです。もう、石切丸なんだか演じている崎山くんなんだか分かりませんが、とにかく顔が好きです。

あとは小狐丸もウィッグ変わりましたよね。自然なもふもふ具合になったのとメイクも前はレイヤー色強めといった感じのメイクでしたけど余計な線がなくなったりして本公演のメイクの方が好きです。より雅な感じが増した気がします。

 

全体にも感じたことなんですけど、トライアル公演のときはがむしゃらさが全面に出ていて、”動”なお芝居だったんですよね。”静”と”動”という感じではなく。トライアル公演だし、三条派の関係性とかそこまで細かくつかんでいなかったので、新人の岩融もいて想定外のトラブルが起こって焦ってる人もいて落ち着いている場合じゃない!という雰囲気の中、”動”なのかなって。だからそれはそれで不自然さとかも感じてはなかったんですけど、本公演は”静”のお芝居も入ってきて…なるほど、断然こっちが好きです。前は戦うミュージカルだったのが切なさとか葛藤も交えて戦うミュージカルになっていて、一振り一振りの刀がもっと好きになりました。今までの背景とかその刀の歩んできた物語とかがちゃんと見えた気がして、表情見ているだけで感動しちゃったりしていました。

今剣と岩融義経公の守り刀と弁慶の薙刀ですね。その刀も主従関係で結ばれている二振りです。ここが切なさ増してて!話のメインになる二振りなので、ここのお芝居が前と要所要所違うんですよ。セリフは一緒でもニュアンス変えてきていたりとか。例えばやっとふたり揃って同じ部隊で出陣できると喜んだ後でそれが阿津賀志山だと聞いた後から今剣の様子が変わります。かつての主、義経が自刃した時のシーンが映し出されると最初は義経公だ!と笑顔になる今剣の表情がそこからなくなっていく(義経が首を斬ったまさにその刀が自分なので)。ここでもうその感触を思い出してるんですよね、それで今剣は混乱していて。様子がおかしい今剣を見て字面で表現するならトライアル公演の岩融は「今剣、大丈夫か!?」だったのが本公演では「今剣、大丈夫か…?」になってて、とにかく岩融の今剣を気遣っている感じが前と全然違ったんです。この細かい違いいいなぁ、と思っていたらこれが後に活きてくるんですよね。

義経と会ってしまって動揺した今剣がケガをした後で歌っているところにやってくる岩融。「嬉しそうだな」ここまで優しいトーン。でもこの後に「義経公に会いに行きましょうよ」と浮かれる今剣を「それはならんのだ!」と一喝するところ。ここでさっきまでのシーンが活きたな、と。ずーっと今剣を気遣っていたのがここで声を荒げる、今剣に立ちはだかる。ずっと優しかった岩融に否定されて、義経もこの時代なら生きていて今ならやり直せるかもしれなくて…今剣はぐちゃぐちゃになります。「僕に難しいことばかり言わないで」このセリフもトライアルでは、子供がわがままを言うような全身で岩融を拒絶するようなトーンと表情だったのが、岩融の言ってることは分かるんだけど分かりたくない自分がいたりとか抑え気味で泣きそうな演技になっててですね、切なさがこみ上げる感じすごかったです。それまで仲のいいふたりを見ていたのがここで溝ができてしまう、その後の展開も知っているから余計に。

 

石切丸と加州清光隊長である加州は義経と出会ってしまって動揺する今剣がやられたときに「軽傷くらいで退くことはない」と、怪我人を第一に考えてしまう石切丸と戦い抜くことこそ刀としての使命だと信じる加州とで険悪なムードになります。そしてそこから刀としての使命、でも第一部隊を預かる隊長としての役割、多方面から己を見ることで和解というか分かり合うまでのふたりの仲直りがあってからの次の戦いでの連係プレー…の流れはトライアルと本公演と変わりませんでした。でもふたりのやりとりが結構違っていて。

トライアルのときは怒る石切丸相手に加州が折れる感じだったなと思って見ていたんです。石切丸が強い態度で出ていたので。新選組の戦い方を模しているような発言を加州がしたときも「ここは新選組ではない!」と声を荒げていた石切丸がいたり、石切丸をちらちらと気にする加州がいるんだけど、石切丸の方は完全に無視していたり。今回はですね、お互いめちゃくちゃ気まずそうだったんです。それがよかった。加州はかつての主の沖田総司の最期が戦いじゃなかった、だから「戦いで折れるなら本望だろ」とか言ってしまうわけです。対して石切丸は神社に奉納されていて戦いというよりは人々の願いを聞く側だった。この時点で刀としての役割がお互いで全然違う。だからぶつかるんですよね。でも、石切丸も武器としての本業を忘れたわけではないので、加州の言ってることもたぶん分かる、それでも目の前に怪我人がいたらそっちが優先になってしまう。だから気まずくなってたと思うんです。

夜遅いのは苦手だと三日月が捌けてから石切丸と小狐丸ふたりのところに加州が入ってくる。ここがトライアルでは石切丸の背後から来た加州が一方的に気まずそうな表情を見せて気遣った小狐丸が話を振るシーンだったのが、本公演では小狐丸の背後から加州が来たんですよ。つまり石切丸とばっちり目が合っちゃう。お互い気まずくてちょっと目をそらしたのを見て小狐丸が気を遣って話題を振った後に石切丸の「なぜすぐに撤退しなかった?」のセリフになっていて、流れが自然なのと刀の使命とか考えてるふたりがめちゃくちゃ人間臭くていいシーンになってました。またトライアルの時は石切丸は正しいスタンスだったので一方的に加州を責める感じだったんですよね、撤退しなかったのを聞いたときとか。それが今回はずっと優しいトーンで、「ここは新選組ではない」というのも諭す雰囲気というか、加州に”考えてもらいたい”というスタンスが見えてよかった。4日夜公演だけはちょっと強めに言ってたんですけど、7日夜公演は穏やかトーンになっていたのでどっちのパターンがしっくりくるのか試してるのかもしれないですね。わたしは穏やか石切丸さんが好きです。それ言われた後に拗ねてるみたいな加州もかわいいので。

このふたりの気まずさが好きで長くなっちゃってるんですけど、その後の仲直りのシーンで。今剣がひとりで義経に会いに行っちゃって、5人で出陣したあとに落ち着かない岩融が抜け道を探しにいくところ。これに「付き合おう」と言ってついていく三日月を止めようとする加州に振り向きざまににこにこで手を振るというか「まぁ、待て」みたいに捌けていく三日月も超超かわいいんですけど、そこじゃなくて。「三日月殿は気遣っているのでしょう」と言う小狐丸のセリフを受けて「そういうことかぁ!俺って駄目だなぁ」と自分の非(?)を素直に認める加州を見てちょっとびっくり顔の石切丸がいて、そんなふたりを見た小狐丸がわざとらしく自分も抜け道を探しにいって、気まずいふたりをふたりきりにさせるとこ。「え?小狐丸も行っちゃうの?ふたりにするの?」って心の中で言ってそうなの分かるくらい石切丸が今回動揺していて、その動揺を隠そうと思ってか小狐丸が捌けていった逆を向いたら加州と目が合っちゃってもう大変!みたいなことになってて楽しかったです。このあとふたりで歌う曲がこれまたミュージカル極めてて好きです。(増えた楽曲の話はまた後で)

 

三日月宗近と小狐丸。メンタル安定組。この本丸におけるお父さんとお母さん。「見事な連係ではないか」「はい」と加州と石切丸を見て言うシーンがありますが、見事な連係プレーはむしろこのふたり。今剣のことを悩んで悩んでぐるぐるしている岩融に男は拳のぶつかり合いで分かり合えるんだばりに仕掛ける三日月がいたり、答えを求める加州に自分で探してこその答えだよと導いてあげる小狐丸がいたり。

特に好きなシーンがですね、岩融の初陣ですね。岩融を守りつつ戦うはずが、岩融が率先していっちゃうところ。岩融の一振りで結構効いてたみたいだったので三日月と小狐丸も「文字通り大型新人だなぁ」と言って戦いを見守っていて。(この時の三日月の「あれ?あいつ行っちゃったけど大丈夫?」みたいなにこにこしながら岩融と小狐丸交互に見てるのかわいいんですよね)(この時上手側に来た岩融の攻撃が同じく上手側にいた今剣に当たらないように今剣を庇いながらセンターに誘導する石切丸もおすすめです)

それが弁慶来た時には強い敵だと察知した三日月と小狐丸が岩融の前に出るんですよ。弁慶と岩融の間に自分たちが割り込むの。さりげなくやっているようでいて、多分これって岩融を守ろうとしているんだろうなって思うとこの動きだけでもうかっこよくて!この本丸は先輩がしっかりしてて、とてもいい。きっと隊長に慣れてないだろう加州を導きつつ新人の岩融のフォローもしっかりしていて。

現代社会においても頼れる先輩だと思った、三日月と小狐丸。リアルにセットで会社にいてほしいです。

 

トライアル公演から歌が増えました。

ミュージカルパートは中盤から後半にかけてあまり歌がなかったんですね。それが本公演では増えていました!曲もTHEミュージカルしてるのが多くて、後半一気にミュージカルですよ。本丸で三日月と石切丸と小狐丸で「源義経が生きているとは」「武蔵坊弁慶も」のところ。それまで何か話していたんだろうなというシーンでしたが、小狐丸が歌いだし石切丸もその後で歌い、大階段が開いて三日月が出てきてふたりの歌に合わせて舞って、曲終わりに3人で座って今まで話をしてましたよ、感を出すというものに変わっていました。

石切丸と加州の仲直りも歌になってました。歌詞はセリフそのままといった感じ。武器であることは忘れたことはないけど~とか、肉体を得ることで矛盾が生まれてしまう~とか。すごくミュージカルらしかった。歌詞がセリフそのままだから。

あとこれ結構辛いなと思ったのが今剣が義経を加州たちから守ろうとする最後のシーンの歌。「来ないで!」っていう今剣の悲痛な叫びと「覚えているんだ」と今剣が結果的には義経を死なせることになってしまったことを思い出させるような歌詞で、加州と三日月と石切丸と小狐丸がこの歌では役というよりアンサンブルといった風に無表情で今剣にとっては辛い歌詞を低音だったり綺麗にハモって迫るんですよ。これが結構こわい。みんな今まで表情豊かに芝居していたのにいきなり無表情になって今剣にたたみかけていく中、だんだん今剣が追い詰められていく表情になるんですね。でも今剣の感情ってごちゃごちゃなんですよ、ここ。仲間と本気でやり合うことはしたくないけど、義経をここで守れなかったら、歴史が繰り返されたら自分がまた主を死なせてしまうかもしれない…って気持ちでぐちゃぐちゃで。そこに岩融登場ですよ。「お前は悪くないんだ」っていうこのセリフが、この曲があったからなおさら今剣を救うセリフに聞こえる。あまりの男前さに本公演で岩融の株がわたしの中で爆上がりしました。

7日夜公演が特にすごかったんですよ、全員の気迫とか迫ってくる感じが。今剣のお芝居がどんどん深いものになっていくから1日と4日は平気で観ていられたんですけど、7日だけは最後にかけて泣いてしまいました。一番最後のキミの詩が今までよりずっと歌詞も入ってくるし、今剣が歌っているのを見てその前方に挨拶で出てきた義経を見て、涙涙でしたね。周りでも7日は泣いている声が聞こえたので、やっぱりそれまでの公演とみんな感じるものがあったのかもしれないです。

 

まとめるとトライアル公演の数倍は本公演の方がよかった!といったところでしょうか。

 

☆2部のライブ☆

新曲も増え、一部振りが変わったり同じ曲でも大サビを歌うようになった曲があったりと変更もありつつ。mistakeと解けない魔法はキー下げたかな?

1部の時から感じていたことでもあったんですけど、みんな歌うまくなったね!いや、ほんとに。歌のレベルがカンストしてた。ダンスもキレッキレで楽しかったんですが、それより歌です。小狐丸はトライアルのときから鋼の喉持ってるなぁと思っていて、あれでいて結構声高いのもかわいいし、と思ってたら本編の方で増えた曲は綺麗に低音出てるし。岩融はラップ隊だー似合う!櫻井翔枠!(実際、「サヨナラ」という曲のライブ音源めっちゃ櫻井翔なんで聞いてください)と思っていたらですね、三日月さんとの本編のデュエットではハモれるようになっちゃってるし、煽り方もライブ慣れしてきてたし。石切丸さんも声高いなーと思ってたら低音出るようになってた!どうしたの?超安定してたよ(失礼)。キャラもキャストさんの顔も好きなんですけど、トライアルのときは歌はこれから頑張ればもっとうまくなるはず!とか失礼なこと思ってたんですけど、カンストしてたし、ビブラートという刀装まで手に入れていて、どうした!?でした。新曲の描いていた未来へ(これも超アイドル曲)でソロパートあるんですけど、そこが振りも含めてかわいくて好きです。早くCD欲しいし、ライブ音源も早く~~~と心待ちにしています。

今剣はアイドル。めーっちゃアイドル。ジャニーズにください。ひとりでかわいい枠独り占めにできる。かわいさが増してたの!新曲の「えおえおあ」の振り付け説明が今剣なんですが、その時には三日月と加州はソロ曲の準備のために捌けていて、今剣の説明を周りで石切丸と小狐丸と岩融が見守っているんですよ。優しい空間です。あそこに平和が詰まってる。確か「肩を組んで」とかいう歌詞が後半にあるんですけど、隣にいる石切丸に飛びつくんですよ。もうこの時点で肩を組むというよりかは横から抱きつく状態なんですけど。それを石切丸が受け止めて頭ぽんぽんしたりふたりでにこにこなあのシーン是非映像化してください。というか、今回本気でマルチアングルほしいです。全然目が足りないんです。

加州くんは我が本丸のセンターでありエースであるに相応しい赤(メンバーカラー)です。山田涼介か亀梨和也森田剛かってくらい。最初に見た公演の1日は三日月もなんですけどふたりが声の調子が悪そうでメインボーカルなのに喉つぶしちゃったのかな大丈夫かなと思っていたのですが、4日、7日と徐々に調子を上げていたので直近の公演だとメインボーカルすごいことになってるんじゃないですかね。見ていてエースの自覚を持って歌ってそうなところがすごいなぁと思っていて、歌って踊っているのを見ていたら途中で「なんでこの本丸はジャニーズ事務所所属じゃないんだろう?」って割と素で思いました。

三日月さんは今回からソロ曲が追加されまして。人気と実力考えたら当然だろうな、と。先ほども言ったように1日は声が出ていなくて、掠れちゃうし伸びもないかなぁ…だったのが、4日にはファルセット綺麗!になって、7日にはむしろここファルセットじゃないのか!このキーがファルセットじゃなくて普通に出るのか!ってとこまで上げてたからすごかった。もう、ソロ曲がディズニープリンスにしか見えません。ドヤ顔も相変わらずでして、mistakeの曲に入る前の手袋締めるような仕草が好きなのと漢道での紐の巻き方がひとり違うのが最高です。キャストのまりおくんの歌声は長いことテニミュの菊丸で慣れていたので刀ミュでこういう声だったんだーっていう発見が大きいです。菊丸も初演の頃は声低かったんですけどね(この話は長くなるのでやめておきます)。

今回新しく追加されたのが禊の日替わり。誰かひとりにスポットを当てその人が鍛錬を怠っているので出されたお題に沿ってしっかりこなすこと、を試されます。基本的には色々な条件がついた「かっこいい台詞」を言って、客席が納得すればOKというもの。

導入部は毎回固定で、

加州「俺たちのこの時代での戦い方もだいぶ板についてきたよな」

三日月「油断だぞ~?加州清光

加州「ん?」

三日月「この中にーーーーーーーーーー!!!!!!!

いきなり飛んで前に出る三日月。その勢いに尻もちつく加州

加州「何急に」

三日月「この中に、鍛錬を怠った者がいる」

加州が「えー?」ってなっている中、急に真顔で横一線に並ぶ三条派

加州「なんでみんな均等に並んでるの?」「三条ルール?俺知らないよ、三条ルール…無視!?」「何この音!(ドラムロールが流れ出す)」

そのうちにきょろきょろと見まわした加州も横に並んで目を閉じて禊が誰になるかを待つまでがテンプレです。

1日夜の禊が小狐丸。当てられた時に「わたしはサボってなど…畑当番のときの三日月殿の方が」って言い訳してたのがかわいかった。

4日夜の禊が三日月。やり直しになったんですが、最初に言った方、下ネタかな?と思ってしまってごめんなさい

7日夜の禊が岩融。でもなぜかみんな捌けちゃってステージにひとり残された加州が禊やるのか?みたいな空気になってておもしろかった。7日はライブの時それまで観た2公演より断然キャストが楽しそうで、はじけててはっちゃけててこちらも楽しかったのです。

禊の内容はTwitterベースですが下書きの方にあるので、よければそちらを見てみてください。

 


☆本丸のシーン☆

主から招集がかかったみんなが本丸に集まるシーンで、

「あー加州清光、川の下の子です。扱いづらいけどいい刀のつもり」というセリフはゲームからのものなのでトライアルと変わりないんですが、トライアルではこの後に「ってね…って、なんで誰もきてないの!」ってすぐ言ってたんですが、本公演ではセリフ言った後に暫くにこにこしてうんうんって頷いてから「なんでまだ誰も来てないの!」って言ってて、可愛さも不憫さも増してました。

この後で三日月じじいが来るんですが今回からお茶と一緒にお菓子も食べてて。手袋にお菓子の粉がついちゃうみたいで食べ終わった後に包みで拭いてて、その雑な感じがじじい感出ててよいよ…と思いました。小狐丸はお姫様抱っこを断られた後のしゅんとする表情が可愛いので是非見てください。岩融と今剣も前回と変わらずばびゅーんと到着するのですが、唯一まともだと信じたふたりも三条派マイペースあるあるの仲間だと知った加州くんは今回も泣き真似をします。前は目頭を押さえていたのが両手で顔を覆うようになってて、そんな細かいところもかわいいです。

石切丸さんは今回も機動力がないため集合も一番最後、歩くのも遅い、なにも変わらずでした。

 

☆殺陣☆

殺陣もうまくなってました。立ち回りが綺麗になったというかスムーズになったというか。つま先だけで階段を駆け上がっていく身軽な三日月さんが好きです。4日夜公演が2列目とステージから近かったので主に近くにいる人を見るようにしていたのですが、戦っているときの加州の目が本当に戦ってる目で、何人か殺しただろうなとかそれくらいの殺気を纏っていて、「刀剣乱舞」の時って歌メインにしてるのかなと思っていたのですが全然そんなことなく全力で戦いながら歌ってました。

あとは小狐丸のダイナミック足技が大好きです。下からステージを見上げるように見ていたので足技のキレがすごくてですね、身長もあるから映えるんですよね、また。下からのアングルの殺陣ってすごく臨場感あっていいものですね。あのアングルからの映像もほしくなっちゃいます。

 

CD、DVDなども充実しているのでミュージカル刀剣乱舞おすすめです!どの方面におすすめかと言うと間違いなくジャニヲタです。楽しいです。1部のミュージカルでセンチメンタルになった気持ちを2部スタートですべてリセットされて関係ないぜー!状態でうちわを振りペンライトを振り回すあの切り替えの早さを求められる感じなんかジャニーズあるあるです。

トライアル公演は興味があったら見てみたらいいと思う、くらいだったのが本公演で個々のレベルも楽しさも段違いに上げてきたのを見てしまったら、是非見てほしい!と全力で推せるコンテンツになってしまいました。

 

ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演 TOUKEN RANBU TRIAL PERFORMANCE

ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演 TOUKEN RANBU TRIAL PERFORMANCE

 

 こちらはトライアル公演のDVDです。特典のバクステ映像とか見ちゃうと好きになっちゃう簡単なオタクです。

 

刀剣乱舞(プレス限定盤A)

刀剣乱舞(プレス限定盤A)

 

 今年の元旦にCDデビューして、全12種でシングルが出ました。それきっかけでMJに出たりと地上波デビューもしてしまった加州と三条派です。自分がどの次元にいるのか分からなくなりそうだった。

 

キミの詩(プレス限定盤F)

キミの詩(プレス限定盤F)

 

 7月に新曲が出ますよー!

 

ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~[初回限定盤A]

ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~[初回限定盤A]

 

 8月にはアルバムも出ますよー!

 

これからの展開にも期待です。三条派楽しかった。ありがとう!

【6/7夜公演】ミュージカル刀剣乱舞【刀ミュレポ下書き】

こんにちは。

 

あー、わたしの刀ミュ観劇予定がすべて終了していました。トライアル公演は1公演、本公演は3公演も観られただけでももちろん幸せだとは思うのですが…3公演ともみんなお芝居のアプローチ変えたり幅持たせたりしてくるからもっともっと観たくなってしまいました。日替わりも本公演から増えたりと色々なパターンの組み合わせができて、日によって変わる本丸の細かい関係性が楽しくて楽しくて。日替わりはなるべく映像化してほしいのと…マルチアングルください。お願いします。mistakeだけでもマルチアングル映像ください。あと1部でも刀剣乱舞とかレクイエムとかマルチアングルほしいです。全景ってあるんでしたっけ?

 

https://www.instagram.com/p/BGW2pOhRy33/

本日の刀ミュガチャ戦利品☆

 

トライアル公演から本公演にかけて歌唱力がカンストした石切丸さんは、新たにビブラートという刀装審神者につけていただいたようです。お歌強いマンになっていてびっくりしました。やはり手入(休演日)の効果ですかね。すごかった。

 

ではTwitterベースのレポを。早くまとめたいです。

 

【備忘録】

・まりちか様による鍬の使い方講座、本日はお琴でした。「ぽんっ、ぽぽぽぽぽぽぽん」ってやってました

・AiiAはスピーカーが上の方についているからか今回12列だったんですけど、とても音が聞こえやすかった。前回2列目だったときは若干音の聞こえづらさを感じたので

・漢道でステージに戻ってくる時に加州くんがしていたのはロンダートでした。バク転も側転も不正解でした

・全体的にはしゃいでいた三条派の皆さん

・禊前にふたりでステージ上に残された加州と石切丸の間に流れた間が絶妙だった。そして絶妙なタイミングのまま加州を残して「…遅れた」と捌けていった石切丸

・絶対に打ち合わせしてた三日月と小狐丸の小ネタ「下から捌けて階段上から登場する(雰囲気)」平安ジョーク

・今まで観てきた3公演の中で一番演技もよかったし歌もよかった。日々成長するので舞台はやめられない

・今剣が「戦わないで!」と言ったときの「こいつ何言い出したんだ?」みたいな顔してる三日月が好きです

・味方が敵に斬られたら一番最初に庇いにいくのが石切丸。ほんとに誰かが傷つくのは嫌なんだなぁという平等な気遣い

・話の肝である今剣と岩融の相性?息?がぴったりですごくドラマチックで泣いてしまいそうなほど切ない演技とか、かっちりかみ合っていて今日すごかった

・周りにすすり泣いている人が結構いたのも頷ける。いまつるちゃんの迷いと戸惑いをすべて受け入れる岩融が男前すぎるやろ…

・石切丸さんのやさしさに拍車がかかってた

・崎山くん的に加州との距離の取り方がどれくらいがしっくりくるかを試しているのかなと思うほど見た公演ぜんぶ石切丸へのアプローチが違かった

・今日のは『怒るんじゃなくて諭そうとは思うんだけどちょっと感情的になっちゃったかなー気まずいなーふたりきりとか今話せないよね、絶賛気まずい真っ最中なのに小狐丸行っちゃうの!?(要約)』でも加持祈祷して平常心平常心…

・加州も主へのアプローチを毎回変えているような

・「ちょっとは可愛くなったかな」を「ちょっとは可愛くなったよな」ってアレンジしてるのがかっこいい(特のセリフ?)

・石切丸が演技プランを変えてくるので気まずいシーンとかもその日その日で芝居が細かい

・今日の加州は駄々っ子な感じ。他の刀剣にもたまに甘えてたりして。なんか大人のずるい感じじゃなくて末っ子が上に甘えてる感があってかわいかった

 

【6/4夜公演】ミュージカル刀剣乱舞【レポ下書き】

こんにちは。

 

ミュージカル刀剣乱舞2回目行って参りました。

当日引換券を譲っていただいての観劇だったのですが、2列目でして…びっくりしました。当日券は前方席とか多いよ、と言われていたのですがまさかそれが自分にくるとは。

近いと全体の流れは見失うところがありますが、キャストの表情がよく見えたので細かい芝居してるんだなーとかっていうのがよく分かってお芝居の面で楽しめました。

あの真下から見るようなアングルでの定点映像ください…マルチアングルください…欲は募るばかりです。上手のほとんど端から見るような感じだったので、まりちかの横顔を国宝として納めたいくらい好きなわたしにとっては横顔見放題ですっっっっごく楽しかったです!

https://www.instagram.com/p/BGQc5XURy0r/

刀ミュガチャでの戦利品☆

 

下書きなのでTwitterベースで備忘録置いときます。

 

【備忘録】

・「刀剣乱舞」のときの小狐丸の足技がすごい。下から見ると超ダイナミックだった

・これまた「刀剣乱舞」のとき敵を斬る加州の刀の振りぬき方がすごい。飛びながら振り向きざまに勢いで斬る、みたいな動き。あれたぶん敵ほんとに殺れるのと時々目だけで殺せるくらいの殺気出てるのすごい

・要所要所で小狐丸と三日月が視線合わせて頷いてるのはなんのアイコンタクトなんですか。お互い見てるのに近くに寄らないんだよね。対角線とかにいて頷き合ってる、それはなに!

・三日月は岩融と今剣フォローにいって、小狐丸が加州と石切丸のフォローにいってるからなんだと思うけど、連携プレーがすごいのは三日月と小狐丸の方なのでは

・加州と言い合いになっちゃった後の石切丸がちゃんと気まずそう

・小狐丸が抜け道探しに行っちゃったときの「え、ふたりにするの?」みたいに石切丸の目が泳いでて、戸惑ってるのよかった

・仲直りした後の「遅いよ!」と手を引く加州に「世話になるね」って言って笑ってた石切丸さん(介護かな)

岩融の鋼の喉(ソロで歌うとこの伸びすごかった)

義経公っょぃ

・いまつるちゃんの演技がどんどんよくなる。特に岩融とのふたりの掛け合いとか切なさ半端ない

・「僕に難しいことばかり言わないで」のところが前は勢い任せで言ってたところを、分かるんだけど分かりたくないみたいな弱めのトーンに変えてきてて、そこが一番ぐっときた

・今剣を囲んで追い詰める曲を歌う加州と三日月と小狐丸と石切丸の感情のこもってない表情がすごいこわい(お人形みたいで感情が見えなくて不気味)

・2部。mistakeの石切丸さんがまったく笑わなくて見下すような視線で踊っていて、すごい。曲の雰囲気に合わせて表情変える人好きすぎ(ex:三宅健)

・ソロ曲があるからはける時に三日月がにこって小狐丸の方見たのに小狐丸が三日月の方見てなくて、そのまま捌けてっちゃった…アイコンタクトしてあげて…

・mistakeの岩融の中腰くっそかっこいい

・mistakeで落ちサビ歌う前に三日月が後ろから加州を片手で抱き締めてるのは…あれはいつもやってます?正面から見てしまってあまりに自然におさまってるから、真顔で見ちゃったんだけど、なにあれ

・mistakeばかりだけど、mistakeほんとにやばい…mistakeでMステ出て…

・えおえおあの多幸感

・漢道でステージ戻ってくるときに加州ってバク転か側転してる?(次行ったときちゃんと確認する)

ジャニヲタ女子()が香音ちゃんの卒業公演スペシャルに行ってきました【2016.05.31 モーニング娘。'16】

こんにちは。

 

香音ちゃんが普通の女の子になりましたね。
5年半ですか。おつかれさまでした。幸せをいっぱいありがとうございました。

https://www.instagram.com/p/BGJ63hexy4j/

もー、未だに胸がいっぱいで。いろんな感情ごちゃごちゃです。
娘。 はみんなかわいくて頑張りやさんで全員応援したいので推しも特になくDDですが、香音ちゃんがいなくなった穴は大きい・・・とても大きいということだけは分かります。まだまだ新規の枠は出られてないと思っていますが、それでも香音ちゃんの存在が娘。にとってハロプロにとってどれだけ大きかったのかは分かるつもりでいます。
鞘師さんの時はハロプロに籍はあるし、また帰ってきてくれるという気持ちがあったのでまだ大丈夫でしたが(それでも泣いたんだけ ど)、香音ちゃんは普通の女の子に戻っちゃう、もう歌って踊ってるところもあのでっかい笑顔に会えることもなくなっちゃう・・・と思ったらひっどい泣き方 をしました。29歳にして、こんなに泣くかってくらい滝のように涙出たよ。びっくり。泣くと塩分欲しくなるってほんとだったんですね。(そして次の日まで 引きずりました)

ここのブログを読んでくれていたり、Twitterの方も見てくれている奇特な方がいらっしゃるか分かりませんけども、 お気づきの方がいるように2016年に入ってから毎月ハロプロ関連でお出かけしていました、わたし。(ちなみにこの間ジャニーズ関係は滝沢歌舞伎だけかも)

1月4日 ハロコン
2月14日 モーニング娘。'16 シリイベ
3月19日 ひなフェス
4月16日 カントリー・ガールズ シリイベ
5月31日 モーニング娘。'16 香音ちゃん卒業公演
(ちなみにめいめいさんの卒業公演は外れました)

あれ、わたしハロヲタ・・・?とか図々しいこと思ってすみません。娘。以外にも手を出しつつありますが、きっかけをくれたモーニング娘。は、やはり特別で。
2 年前のテレ東音楽祭でわたしの前に颯爽と現れあっという間に心を奪っていった鞘師さんが昨年末卒業し、同期でこれからもっともっとモーニング娘。を引っ張っていくんだろうとあのでっかい笑顔で包み込んでいくんだろうと思っていた香音ちゃんも卒業・・・あんなに2年前にわたしの心を弄んでおいてもう卒業なの!?(弄んでない。ちがう)
幸せいっぱいの卒業公演でした!

わたしまだ全然引きずっているので、この先はいつものように気持ちの悪い感想になります。
大丈夫そうな方だけ読んでください。



わ たしと香音ちゃんの出会い(もう気持ち悪い)は、テレ東音楽祭(初)でした。ステージいっぱいに右に走り左に走りみんなに元気いっぱいに手を振ってくれていたのが香音ちゃんでした。当時、道重さんしか知らなかったわたしは香音ちゃんの名前も知らず、香音ちゃんが娘。にいることも知らず、元気な子だけどあの子は誰だろう?というのが最初でした。
その後フォロワーさんたちに教えていただいた数々の動画を見たり繰り返していくうちに香音ちゃんの名前も顔もキャラも知っていきました。あとなぜかわたしのTwitterをフォローしてくれている方々に香音ちゃん推しの方が多い気がします。不思議なことに。
香音ちゃんの第一印象は"太鼓部の子"
あのときの衣装がそれっぽいっていうのもあったんですけど、アイドルなのに華奢なタイプじゃないというか・・・これほんっとうに失礼だったんですけど、やっ ぱりアイドルのイメージって華奢で重たい荷物は持てなくて守ってあげなきゃいけない気持ちにさせてくれる女の子という定義がわたしの中で無意識についてた んですね。男性はそういうのを女性アイドルに求めてるんだろうなぁ、って。
でも香音ちゃんだけじゃなくてモーニング娘。全体に言えることだと思うんですけど、華奢でか弱い女の子たちじゃないんですよね。健康的な可愛らしさと年相応の愛らしさとキレッキレのパフォーマンス、それがあるのがわたしたちが好きなアイドル像だったんだ!ってことに気づかせてくれたのが2年前のモーニング娘。でした。
これ繰り返し言ってる気がしますが、わたしはアイ ドルの蹴りの振りが大好きなので、あの健康的な脚から繰り出される蹴りが大好きで大好きで・・・生田さんの脚と譜久村さんの太腿尊い・・・アイドルの良 さってお人形みたいなかわいらしさだけじゃないんだよ!ということに気づかせてくれた彼女たちに感謝しかないんです、本当。それでいてあの顔面偏差値の高さね。写真でもかわいいし、動いてもかわいいしかっこいいし・・・大好き(語彙力が乏しい)

そんな大事なことに気づかせてくれた香音ちゃんが卒業してしまう。彼女が夢を見つけてその夢のために歩いていきたいとのことなので、この先も香音ちゃんがずっと笑顔でいられるように応援していますが・・・寂しいものは寂しいです。
この日の武道館は何から何まで香音ちゃんスペシャルで。香音ちゃんが願えばハロプロリーダーの矢島舞美さんがお手紙を持って駆けつけてくれて。矢島さんはさすがハロプロのリーダーですね。みんなのことをよく見てる。香音ちゃんのことも「誰のことも傷つけずに自分を下げて笑いをとる」と言っていて、それができたのが香音ちゃんなんだよなぁと思いました。トークで苦しくなったときとかに自分を落として笑いをとるっていうのが自然にできる、そんな10代います?皮 肉にも嫌味にもならずに自然と笑いがとれた香音ちゃんすごいと思う。
それから鞘師さんからのお手紙にも驚きました。便箋1枚ですっきりまとめるのが鞘師さんらしいと思ったし本気でびっくりして嬉しそうだった香音ちゃんが見れて幸せでした。香音ちゃんの卒業を気遣って、手紙託して当日に矢島さんに電話かけてお願いする鞘師さん・・・いい友情ですね。

いろんな曲が集大成!という感じで12人全員の凄みとかありきたりだけどパワーも感じたし、どの曲も素晴らしかったんですけど、やっぱり生で見たミスムンのすごさよ!
特定の子がいても他の子たちから絶大な人気を誇りそうな絶対的なモテ男の工藤さんと興味がなくても目が合った子が全員落ちそうなプレイボーイまりあ様と関わったもの皆惚れるイケメン王子な生田さんという最強の布陣でお届けされてしまったミスムン!
3 人とも女の子なのにどこで女の扱い覚えてきたの?ってくらい少女漫画にいたら絶対イケメンの3人だったよーしかも相手役の女の子もみんなかわいいよーどこのペア見ても美男(?)美女で楽しかった!春ツアー初日からミスムンの話題でTL埋まりましたけど、生ミスムンの破壊力たるや。あの工藤さんのドヤ顔に キャーキャー言える人生でよかった。このときばかりは女に生まれたことを感謝しましたね。工藤さんに黄色い声出せるの女子だけよ?うらやましいでしょう、 男性ヲタの皆さん!(調子に乗りました)
冗談抜きでかっこよかった。そして今回は香音ちゃんスペシャルなので、工藤さんの本命(?)お相手役が香音ちゃん!このときもキャーキャーすごかったです。香音ちゃんの恋する乙女みたいな仕草と表情も超超かわいいし、「おいで踊ろう」の工藤さん悪い王子様 (ただしすっげーイケメン)だし、最高だった。
これからもミスムンは定期的にやっていただきたい・・・いろんなカップルを拝みたい・・・

9 期のゆるーいMCも楽しくて楽屋で喋ってるみたいな緩さだった。トイレの話とか始めちゃって、生田さんが言っちゃったのかな?そしたら「トイレ行くん だ?」ってツッコミ入って、「なんのこと?えりトイレ行かないけど」とかしらばっくれて「わたしは行くけどね」と普通に返す香音ちゃんとか。
その後に譜久村さんが「みずきはお花畑になら行くけどね」と言ってヲタが「えー!」と言えば生田さんと譜久村さんで「「ねー!」」と言ったり、ぽんぽんかわいい。
そんなゆるーいMCも全部DVDに入ったらいいなぁ。ずっと見ていられます。癒しの空間でした。

なんかあっという間に本編が終わってしまって、アンコール待ちの間「香音コール」しながら会場のサイリウムが一面緑で本当に綺麗で。鞘師さんの時は真っ赤で香音ちゃんの時は一面緑で、すごいなぁ。彼女たちは愛されていますね。
鞘師さんのときよりアンコールに時間かかってる?と思ったんですが、勘違いだったらごめんなさい。香音ちゃんがひまわりいっぱいのドレスで出てきて、 もーーーーーーーーーーすっごい綺麗だった!元々顔が綺麗じゃないですか。美人系のお顔で。で、で、ドレスですよ。すっごく似合ってた!香音ちゃんお姫様 だった・・・!
それと同時にもう終わりなんだなっていうのがひしひしと感じられて。香音ちゃんひとりでステージに出てきて特別な衣装でお姫様で、 あー、もう終わっちゃうんだと。そうしたらファンに手紙を書いてきましたと。その中で「がっかりさせてしまったこともあった」と言っていて、きっと体型の ことがあるんだろうなと思う前後だったんですね。でもファンはがっかりさせられたことはなかったと思う。短期間で痩せて、また短期間で戻っての短期間での体型の移り変わりに心配はしたものの、がっかりはわたしはしなかったなー。
それから笑顔の話も香音ちゃんらしい。いつでも笑顔でいることを心がけていた香音ちゃんのあの笑顔で救われたファンはたくさんいたと思う。香音ちゃんが笑っているとほっとするんですよね。笑顔でいることがファンの心を明るく する一番の方法だってことに早くから気づいてた香音ちゃんの笑顔でモーニング娘。は支えられてきたんだと思う。
その後ソロで歌った 「Never Forget」ね!わたしこの曲知ってました、と思ったら当時わたしは福田明日香ちゃんのファンでした!そりゃ知ってるわ!というわけで、 この前の手紙からこの曲と最後までずーーーっと泣いていたため、終演後鼻まで真っ赤になり涙も引かずすぐに電車に乗れるような状況じゃなかったためひと駅分歩いて帰りましたよ。あのね歌詞も卒業ぴったりのものだったんですけど、ところどころ発生する「香音コール」ね。あれに泣かされました。ヲタのコールに 泣かされるとか聞いてない!
香音ちゃんも最初の方涙で詰まるようなところがありましたが、「笑顔の連鎖」を言い続けてきた香音ちゃんは有言実行、 笑顔で歌いきりました。最後までドレスと同じようにひまわりみたいな笑顔の香音ちゃんと感動して泣き続けていたわたし・・・笑顔の連鎖できなくてごめんな さい。しっかりしろ29歳。

その後はメンバーが出てきて香音ちゃんへひとりずつメッセージ。
みんな感動的なメッセージだったんですけど、特にわたしが見て印象的だったのがさくらちゃんとまーちゃん。(みんなのメッセージはDVDで見てまたぶり返すとしましょう)
さくらちゃんがあんなに泣いているのを初めて見たというくらいさくらちゃんがぼろぼろに泣いていて、意外といえば意外でした。さくらちゃんが香音ちゃんのことを「心の支え」と言ったときに、どうするんだろうさくらちゃんはこれから心の支えがいなくなってしまって、と苦しくなったんですがきっと大丈夫。また違った関係性ができるんだと思うので、これから。さくらちゃんはあまり人に胸の内を話すようなタイプの子じゃないだろうなと思っていたのですがまったくそ の通りだったようで。同期がいないさくらちゃんは相談相手もいなくて香音ちゃんを頼っていたところがあったみたいですが(香音ちゃんのあの笑顔はみんなを 救うだけの力があったよ)、きっとこれからは横一線なんとかなります。次現場に行ったときに満開の笑顔のさくらちゃんが見られるといいなぁ。
まー ちゃんは素直なんだけど不器用な子で。まーちゃんのあのメッセージを違う解釈で受け取ってしまったファンの方はいないと思いますが一応わたしの感じたことを。

まーちゃんは言いました、香音ちゃんの卒業が決まったときに悲しいとか寂しいとかじゃなくて「もう怒られることがない!やったー!」と。その後にも 10期の他のメンバーとはふざけたり仲良くしていたりしたけど、自分は嫌われてるんだと思っててだから怒られるし疎外感も感じるんだろうと。だからちょっ と遠ざけていたんですね、香音ちゃんのことを。(普段の関係性とかどうなのか全然知らないので全部憶測ですよ)
香音ちゃんのPCをいじっていたら 勝手にシャットダウンになっちゃったりしてまた怒られると焦ったけどそのことには怒られなくて、でもフォーメーションを間違えると怒られるから怒るポイン トがよく分からないとかとにかく怒られることにアレルギーを起こしていたらしいまーちゃんは、ある時マネージャーさんになんで自分だけ怒られるのかを聞いたらしいんです。そしたら「佐藤だけじゃなくて他の子のことも同じように怒ってるよ」と言われて、「今までのは全部愛情だったんだ」と気づいたまーちゃ ん。そこからぼろぼろ彼女も泣き出して「泣くとかありえない!」「泣かせるとかありえない!」ってしまいには香音ちゃんに八つ当たりしてたのがかわいかったんですけど。(結果かわいい)
みんなの前で怒らないというか、注意しなかったのってひとつの香音ちゃんの愛情ですよね。みんなの前で怒られると 恥ずかしいとか萎縮しちゃう子もいるだろうし、だから個別に気持ちを伝えていたんだと思うけど、まーちゃんはそれが香音ちゃんの愛情だと気づいたときには 遅かったと言っていて。たぶんこれって卒業が近づいてたとかそういうことじゃなくて、嫌われてると思って自分からちょっと離れた距離感を無邪気に埋められるだけの器用さがなかったって話だと思うんです。10期の他のメンバーとわいわいやってるその輪の中に無邪気に入っていけるだけの距離感じゃなくなっちゃった。それがまーちゃんの後悔のように思えました。
でもそんな気持ちが言えたところで「父も母も待っているんで、今度うちにご飯食べに来てください」って誘ってた。急カーブ!素直に言ったと思ったらどんな距離の縮め方!まーちゃんらしくてかわいかったです。

ほんっとうに最高の卒業公演、というか、香音ちゃんスペシャルでした。香音ちゃんが幸せにしてくれた香音ちゃんファンは本当に幸せ者だなと思ったコンサートでした。
「泡沫サタデーナイト」は楽しい曲なのに涙でぐっちゃぐちゃの状態でわたしはキンブレ振ってたんですけど、DJ香音のパートの締めくくりが「今までありがとー!」で余計泣いた。さらに泣かされました。

香音ちゃんからもらった幸せを全部香音ちゃんに返せてたらいいんだけどな。

香音ちゃん卒業おめでとうございます!