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肩凝りが治らない

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映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」感想

こんにちは。

つい先ほど見てきました「図書館戦争 THE LAST MISSION」の感想をつらつらと書きたいと思います。きゅんとするシーンもあるし、感動するシーンも怒りもたくさん色々あるんですけど、Twitterでやると見たくない人にまでネタバレしてしまうのでブログにぶちまけます。

公開直後のネタバレご注意ください。でも主演の岡田さんが一番恥ずかしいであろうあのシーンについては見た人のお楽しみということで語らずにおきます。あれは劇場で見てきゅんとしてください!(それまでの流れは結構苦しいので終わってから萌えが来る感じです)

https://instagram.com/p/8uxRR_xy3x/

パンフレットの表紙です。

グッズ購入しようと思ったらワッペン以外ほとんど売り切れてまして、公開3日目なのにすごいですね。それでもメタルブックマーカーは欲しかった…!

 

図書館戦争の先日放送があったドラマを見ていた方は手塚のお兄ちゃん手塚慧が主宰する「未来企画」についてなんとなく分かると思いますが、原作でもドラマと同じあたりの時間軸の「図書館内乱」あたりです。

 

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

 

 

ドラマの方では小牧さんと毬江ちゃんの話が中心でしたが映画では未来企画が図書隊を使って郁をはめて、手塚(弟の方)を未来企画に誘い込む計略が中心となっていました。手塚慧は今回の映画で重要な敵役、一応図書館側だけど色々余計なことをしてくれちゃって図書隊を壊滅させようとするのでメディア良化委員よりもはっきりとした悪役ポジションです。

今回、初めて水戸図書館という他の図書館が出てくるのですが、水戸図書館は良化隊の検閲に屈していて、検閲対象図書はほとんど書架に無い状態。本を守るのが図書隊の仕事のはずなのにこの歪んだ世界を正すという思想の未来企画に水戸図書館館長が傾化してしまっている、という流れ。

図書隊が守るために血を流して戦っても水戸という地で今まさに戦闘が行われていても原宿でショッピングを楽しんでいる人には何も関係なくて、ニュースに目を向ける人もいなくて、だったら戦うことなんて意味が無いんじゃないか。戦わずして文科省管轄という国の傘下に入るまでは多少の検閲は我慢するしかない、でも対等な立場になれば結果的に戦わずにすむ。

というのが未来企画の、手塚慧の考えなわけですが。

それをある意味実践した形の水戸図書館の戦闘がああなってしまっては…理想通りにはいかない現実を激しい(一方的な)銃撃戦で見せられた感じです。抵抗しないと行動で見せても相手は武器を置いてくれるわけではなく、ほとんど奪略になってしまう。なので銃撃戦、戦闘シーンは途中で見てるのがつらくなりました。玄田隊長が「もうやめてくれ!」と闇雲に銃を撃つシーン、わたしの気持ちもそれでした。とにかく相手を殲滅しよう、という風にしか見えなかった。良化隊の大義名分はどうした。

その後市街地で銃を発砲していいか許可を求める隊員と許可をためらうメディア良化委員の戸惑っている姿はよかった。良化委員のお偉いさんもそういうつもりじゃなかったというところが大きいんだと思います。悪書を封じよう、子供たちに害になるような図書は検閲しようと始まったことかもしれないけど、それが市街地で丸腰の相手に発砲はただの人殺しですよ。それでも隊員はやったけど。

検閲自体が余計なお世話だと思います。その本を読んで読んだ人がどう感じるかはその人自身の問題だし、綺麗なことばかり書いてある本を読んで破壊衝動に駆られるような人だっているかもしれない、殺人ゲームのようなことが行われてる本を読んで命の尊さを知る人だっているかもしれない、そんなのは人それぞれの感性なのに。勝手にその方向性を決められてしまうのは嫌ですね。SFとかほとんど検閲対象に引っかかりそう。推理小説も。人が死ぬから。そうやってどんどん狭めていった後の世界には何が残るんだろう。想像したくもないので、分かりません。でもきっと気味の悪い世界です。

 

かといって良化隊にも正義があるはず。良化隊の隊長が戦闘が終わったときに微動だにせずいたことが、この人もこうやって戦うことを全面的に良しとしているわけではないのだなと思えてあのカットは重要だったと思います。

 

仁科司令の言葉は全部重くて、司令が出てくるたびに涙ぼろぼろだった気はするんですが「本を燃やして、人を焼いて、どんな未来を作るんだ!」というセリフがですね、きましたね一番。

感動のセリフもたまに笑えるシーンもあったのでその辺は是非劇場で!

 

ここからはきゅんときたシーンの話をします。

やっぱり見どころは堂上と郁がくっつくのかどうなのか王子様問題どうなるのか!ですよね?

くっつくかどうかはさておき(そこは最後のシーンがかわいいし劇場みんな微笑ましくて笑ってしまったシーンなのでスクリーンで見てほしいです)、王子様はナチュラルに知ることになります。郁もほとんどわかっていたことなので驚きはしていなかったですが。

戦闘シーンで戦いながらも郁を気にする堂上と本を守る気持ちで走る郁の健気なかっこよさが、もう!堂上さんはさすがのアクションでした…あのひと人類最強とかじゃないのかな…上にいくのに壁蹴った反動使うとか、普通の戦闘(普通ってなんだ)はもちろんなんですが相手の懐飛び込むためにスライディングをキレイにきめるとかアクションのつながりがガチ戦闘です。強いだけにアクション激しいし、ガチ戦闘だから堂上さんまじでやられちゃうんじゃないのかな、と思うほど。だって本物だから。そもそもタスクフォースのレベルが前作を軽く超えてる。よく訓練されてますね、堂上班、みたいな。統率力はんぱないですよ。佐藤監督もおっしゃっていたことですが銃撃戦だけだと単調になりやすいと。なのでフォーメーションだったり作戦だったりそういうところも楽しめます。強い上に頭もいいんだ堂上さんは。

手塚と小牧さんの見せ場ももちろんあります。手塚はやはり遠距離射撃ですね。その後の小牧さんのアドリブのひとこともあって、すごくかっこいいシーンになってます。手塚が人間らしくなってさらにかっこよくなって、さらに福士くんなのでイケメンでしかない。戦えるイケメン。最強か。

小牧さんは堂上さんとの阿吽の呼吸。堂上さんが「小牧!」と言っただけで次の行動とかやってほしいことが読めるんですね。さすが。それをまた完璧にこなすもんだからかっこいいんですよ、ひょうひょうとしているように見えて案外熱い男なのはドラマ版で見ましたしね。毬江ちゃんも最後にちょこっと出てきますが既にお付き合い中っぽいふたりのあったかい空気感よかったです。あと戦闘中に小牧さんが毬江ちゃんを想っていう一言とか。手塚の想い人もそこで柴崎だと分かるシーンなんです。手塚と柴崎もいい感じのシーンありましたよ、最後に。「俺もお前に助けられたよ、水戸で」ってひとこと言う手塚が!ぜひ続編を!と思いました。

 

 手塚の声優である鈴木達央さんが実写版にも出るということで話題になったのをご存知でしょうか。パンフレットにも出演のいきさつなんかが書いてありましたので興味があったら読んでみてください。

手塚vs手塚というちょっとおもしろい構図で出演されてます。そうです、柴崎絡みです。手塚に嫉妬する手塚と言えるようなアニメを知っている人だとくすっとしてしまうような楽しいシーンになってますのでお見逃しなく。

 

堂上さんが郁を泣かせてしまってそこを小牧さんと玄田隊長に見られて焦るシーンとレストランに郁を迎えにいって見つめあっていい雰囲気か!?なところで「デカいな」と呟く朴念仁な堂上教官もおもしろさの塊だったので是非ー!

 

このスケールはスクリーンで見ないともったいないですよ。